おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

コラム

essay.8 47歳になっても「大人」になるのは難しいと分かった話。

うーん、これは久々のessayシリーズということでいいのかな。 以下、ネガティブな内容を含みます。 閲覧注意。 自分が思っている「自分」像と、他人から見た自分像って、まあ、違うじゃないですか。 それは認識していたけど、まさかこれほどまでに乖離がある…

魔性の若見えBBA

一口に 「若く見える」 と言っても、多分それには2種類あるのだと思う。 この場合、単なるお世辞や嬉しがらせは除きます。 まずは、多くの人がポジティブな意味で使う「若く見える」。 「年齢を感じさせない」のは、経年劣化というか、衰えを感じさせないと…

「外見」と内面の狭間で ②

私も女性なので、人並みに紫外線ケアなんかもしてきたし、お肌のお手入れも一応してきた。一応ね。それほど熱心とは言えないけど。 だから、若く見えるのがイヤだからと言って、何ももっさり老け込みたいわけではない。 でも、47歳なのに35歳くらいに見られ…

「外見」と内面の狭間で ①

さてと、実は「外見」に関して、私も悩みと言えば悩みと言えることがありまして。 でも、黒沢と同じように、口にすれば「自慢」と取られかねないので、自分からは言えないでいることがある。 この流れなら言えるかな……ということで、初めて文章にしてみるこ…

ユーモア感覚のすすめ アルフォンス・デーケン氏逝去に寄せて

先日の新聞に、「アルフォンス・デーケン氏逝去」のニュースが載っていた。 その名前を見て、懐かしく昔を思い出した。 よく知っているわけではない。イエズス会の司祭とか、哲学者とか、そういうプロフィールは今回初めて知ったくらいだ。 でも、私にとって…

essay.7 怪物はどこから来るのか

追記です。 内容はネガティブです。 メンタルに問題がなく、元気!と自信がある方のみ、読むことをお勧めします。 念のため、ちょっと沈めます。 6章を費やして、自分の心の守り方について書いてみました。 生きていくのは楽しい。でも同じくらい辛いことも…

essay.6 自己肯定力

「おっさんずラブ」レビューで、牧くんと私はツンデレ属性とかツッコミポイントとタイミングとか、色々似ているところがある、と書いているけれども、一点でまったく異なる。 それが「自己肯定力」だ。 落ち込むとき、自分という人間の価値が信じられなくな…

essay.5 汝自身を知れ

ソクラテスの言葉と思っていたけど、違うんですってね。デルフォイの神殿の入り口に書かれている言葉だそうな。 私の座右の銘はこれです。 今のところ、変更する予定はない。 一人の人間が知ることの出来る量って限りがあって、知ることが大好きな私にとって…

essay.4 感情の部屋

人の行動を見て、「あの人、なんであんなことするんだろう?」と不思議に思うことはよくある。 ただ単に不思議に感じるだけのこともあれば、奇妙に思うこともあるし、不快になることもあるだろう。 その最たるものが、ニュースで報道されるような事件を起こ…

essay.3 自分の価値

本が好きだったので、国語の教科書と道徳の教科書は、毎年新しいのを読むのが楽しみだった。 教科書に載っていた話で好きだったものはいくつもある。 「くじらぐも」、「やまなし」、「スーホの白い馬」、名作が色々ありましたね。 「スイミー」も好きだった…

essay.2 一人でいる練習

私が小学生のときも、いじめの問題はあった。マンションの高層階から子供が飛び降りたりしていた。ただ、全国区のニュースで耳にする程度で、実際の身の回りには、子供同士のいじめで深刻なのはなかったと思う。 あと、田舎の小学校だったんだけど、先生方に…

essay.1 「本当にそうか?」

前の記事に反応いただきありがとうございます。 リクエストがあったので、書いていきたいと思います。 書き始めた動機は、巷を騒がせている痛ましい事件であることに違いありません。 が、そのことに関して、何か自分の意見を声高に言いたいわけじゃないんで…