見ましたー。改めまして、座長、ドラマに携わった方々、リアタイで視聴された皆様、完走お疲れ様でした。
24時間正味が全部番組、テレビみたいにCMで細切れになることもないって、史上初ですよね。少なくとも私は知らない。こりゃ見る方も大変だ。
残念ながら、普段は拘束時間の長い社畜生活だもんで、無料期間内にすべて見ることはできませんでしたが、8割方は見ました。
以下感想。
毎年夏にやる24時間とか27時間とかの長丁場のテレビ、私は見ない派だ。何でまたぶっつづけで番組しなあかんの?と素朴に不思議。交代で寝ればいいじゃん。本当にチャリティなのかどうかもよく分からんし、番組として単純に面白くない。
同じ「24時間テレビ」と称していても、やるメンバーがメンバーだから、それとはまったく違う企画になるだろうとは思っていた。いたけど、でも、地上波じゃなくネットで、24時間ぶっつづけとあれば、まあ、多少だらけたり雑だったりは仕方ないだろうな、とも思っていた。ニコ生とか色々見てきてるしね。
それが、あらゆる点で予測をまったく覆してくる企画だった。
もーホント、うちの座長は、想像のはるか上を行くよね!! またしてもまったくもって期待を大きく裏切られたわ!!
出てくるゲスト出てくるゲスト、みんな個性的で、ていうか若干濃くて(笑)、ええーこんな個性の強い材料、どうやってまとめるの??と思ってたら、ドラマ見たら見事にひとつの絵になっていて、驚いたよね。武田真治も水野美紀も武田梨奈も、ちゃんとひとつのパーツになって、パズルの一部と化していた。これを考えた頭も、描かれた図面通り演じた役者もすごい。
本当にどのパートも面白かったんだけど、中でも唸らされたのはやっぱり、吉田羊とのエチュード。エチュードって、つまりは筋書きのないアドリブ相撲ってことですよね。あれ、シナリオないんですよね。それを、お互い台詞で出方を探りつつ、お話を作り上げていくわけでしょ? それであの完成度の高さ。いやー……ちょっと言葉が出なかったっす。役者ってすごいわ。
最初の上からマネージャーもSっぽくてよかったけど、私は後半のオトボケマネも好きだったな。最後の最後にぶっこんで来て、羊さん以外全員「はあー!?」てなった場面。
で、あのとき既に相当疲れていたはずの田中圭、見事にがっぷり四つに組んだ取り組みを見せてくれた。
誰でも出来る芸当じゃないと思います。
誰でも出来る芸当じゃないと言えば、ずーっと寝てないはずの座長、本当に最後まで「疲れた」と言わなかった。もちろん眠そうでしんどそうではあったけど、不機嫌になったり乱暴な口をきいたりということは全然なくて、終始安定していて、あーこの人、本当に裏表なくこういう人なんだな…と思えた。
ラストの魅せ場の長台詞、ちゃんとやりきってましたね。
あの場面で私が一番感じたのは、「このドラマはまるごと全部、鈴木おさむからケイタナカ氏へのラブレターだな」ということだ。
もうもう、おさむさんの愛が伝わってきたよ!
胸が迫って、涙がこぼれるとは思わなかった。
だから、泣いちゃうのは分かるんだけど、鈴之助! やっぱそこで突然泣くのはNGっしょ。笑
座長も「やりにくかった」と苦笑いしてたけど、視聴している方としても邪魔だったわ、キミの相槌w ごめんな。
で、あのラストがスタートに繋がって、ああなるんですね。ドラマとしての完成度も高かった。面白かったです。ホントに。
すごいものを見せてもらった。
これだけ力量のある人たちが、田中圭の企画のために集まるということなんだ、と感動した。
見てよかったです。
出来ればまたやって欲しい。
さて、時間切れで見られなかった部分、お金を払えば見られちゃうのが素晴らしい。プレミアムに登録しますとも。そしてゆっくり時間を気にせず見ますとも。
おっさんずラブにハマって以来、こういう我慢を一切しなくなりましたw
日本の経済の一端は今間違いなくOL民が回してるね!
以上、雑ですが「田中圭24時間テレビ」感想でした!