「おっさんずラブ」一挙放送、無事敢行された模様で、よろしゅうございました。
こちらでは放送がないことをしかと確認しておりましたので、いっそ諦めもつき、本日は外出して、白鳥の群れなど鑑賞しておりました、オホホ。
放送された地域の皆様、おめでとうございました。
放送されなかった地域の皆様、めげず腐らず、今後も地道に地元TV局への運動を続けましょうね。
事前に分かってたら、私も地元のローカル局に熱い要望メールをしつこく送ったんだけどなあ。ぶつぶつ。
ところで、ツイのタイムライン、今何話のどのへんが放送されているのか分かるのも追ってて楽しかったんですけど、一番嬉しかったのは、
「まだ見たことなかったけど初めて見てハマった」
「なんで今まで見てなかったんだろう。。。」
みたいなつぶやきですよ。やっぱ地上波放送は強いね!
これでまたOLの深い沼にとらわれて、底へ底へと引きずり込まれていく「OL民」が新たに誕生していくに違いない。ドゥフフフフ……(マイマイ風)
さて、OLの世界に片足をつっこみかけているそこのアナタ!
アナタに今後訪れるであろう数々をここで予言して進ぜよう。
1.まずは録画をハードリピート
なんといっても最初に陥るのはこれです。時代がVHSなら、テープが擦り切れるまで再生するという例えがぴったりなんですが、うーむ、この例え、通用しない世代が多いんだろうな~。
一話再生が終わるたびに、自動的に手が動いてまた再生。それを無限に繰り返す。セリフがほとんど頭に入っても見ずにはいられない。
あるいはここで飽きる方もいるのかもしれません。100回は見たような気がするのに何故か飽きない、どうしよう…となったアナタには、次のステップが待ち受けています。
2.キャストにはまる
簡単に言うようですけど、これも結構落ちると厄介な罠ですよ。。。
卑近な例で恐縮ですが、私はと言えば、まあケイタナカ氏とケントハヤシ氏の過去作品はネットを漁って見られるだけ見たよね。
最初はね、「いや、違うの。私が好きなのははるたんと牧であって、中の人じゃないの」みたいにスカしてみせる余裕もあるんですよ。まあ時間の無駄なんだけどね!
雑誌も買えるだけ買い漁った私が今どうなってるかと言えば、
①「田中」の表札でドキッとする
②「ケント」と聞くとドキッとする
③「ましま耳鼻咽喉科」の看板でドキッとする
④「春田」「牧」「武川」「黒澤」の名字にやけに反応する
こんなんですから。心臓がいくつあっても足りませんや。けっ。
でも、なっちゃったんだから仕方ない。
3.ツイッターが気になる
もう既にツイッターをやっている人は、別アカウントを作れば済む話だけど、
「ツイッターは気になってるけど、実はやったことない」
と二の足を踏んでいる方も、実は少なくないのでは? 現に私がそうでした。
「ツイッター」と聞くと、「バカ発見器」とか、「芸能人の○○が炎上」とか、なんかネガティブな話題ばかりが先行しているイメージで、今までも幾度か(やってみようかな)とアカウントを作りかけては、(…まあでも今じゃなくていいや)とやめる、のを繰り返していた。
「おっさんずラブ」にはまった当初も、最初は登録せずに外から覗いて楽しんでいたんだけど、あまりの盛り上がりに(こ…これは混ざりたいッ!)と思うようになり、思い切って登録したのが今年の6月。
半年経ったけど、私はツイッター始めてよかったです。
ツイッターのメリットと言えば、
①推し情報がいち早く得られる
これは大きいですよね! フォローしたりされたり、自由な空間ですが、大体みんなOL沼界隈の人達なので、「田中圭が○月○日の××に出る!」みたいな情報がどこからともなく流れてくる。便利。
ツイッターには、脚本を担当された徳尾さんも、瑠東監督もいらっしゃるので、そちら方面ともゆるく繋がれるのが、ファンにとっては嬉しいポイントです。あ、強火OL民の代表とも言うべき横川良明さんもいらっしゃいますよ!
②企業アカウントの交流が見られる
おっさんずラブは、シャープやタニタ、キングジムといった企業アカウントもツイッターで言及していて、その企業アカさんたちの交流も話題になったのが、今や懐かしい記憶です。
私も今でもフォローしてますけど、タニタさんやシャープさんのツイは面白いんですよねー。
③OL民と繋がれる
順番がおかしかったかな? これはもちろん、言うまでもありません。
私は、一人で愛を叫んでいても平気なたちですが、やっぱり同じものを愛する人と、愛の対象について語るというのは、格別に楽しいものですよ。リアルにお会いして、仲良くなれたりね。
日本の遠く離れた地域にいる人と、SNSを通じて繋がることができるというのは、やはりものすごく意義のあることだと思います。
なので、もしも気になっている方は、とりあえず始めてみちゃえばいいんじゃないでしょうか。
私がツイッターをやる上で気をつけていることと言えば、
①ネガティブなことを呟かない
②ん?と思うツイを見かけても突撃したりせずそっとミュート
③不穏なアカウントはハナからブロックしておく
④個人情報をみだりにさらさない
これくらいですかね? まあ、ごく一般的な常識の範疇だと思います。
万一なんかトラブルに遭ったとしても、削除→新アカ登録してしまえばいい話なので、特に恐れることは何もないかと。
4.財布の口が開く
ここまで来たらもう、後は一直線です。この場合、「財布の口が開く」=「地獄の窯の蓋が開く」くらいなイメージで捉えていただいて差支えないかと。
私はこんな感じでした。
・「おっさんずラブ」DVD発売決定! →即テレ朝サイト覗きに行って速攻登録して予約をポチ!
・「おっさんずラブ」サントラCD発売決定! →予約ポチ!
・「おっさんずラブ」シナリオブック発売決定! →予約ポチ!
(以下略)
まあつまり、OLに関して「我慢する」という言葉が脳内辞書から綺麗に抹消されるわけです。
今からだと、座長が出た雑誌が死ぬほどあるし、OL関連のグッズも山ほどあるし、全部コンプリートするの大変だろうな~。(笑)
あ、もちろん、無理してそろえる必要はありません。ストレスなく追い続けられる範囲でフォローすればよろしいかと。
ここまで来れば、多分「OL」という単語が「働く女性」を表す略語だったことも忘れているだろうし、めでたいことがあると「わんだほう!」と普通に言っちゃってるだろうし、もう大分沼ってますね。ええ。
さあ、どうですか? 心当たりのある方、いらっしゃいましたか?
「やだ、もしかしてあたし…」
とお思いになったアナタ。大丈夫、この沼は優しいです。一度はまると抜けられない厄介な沼ではありますが。
「でももう○歳だし」
とか思いました? そんなアナタには、天空不動産の次期エース(多分)・マロの名言を捧げましょう。
「好きになるのに年齢も性別も関係なぁーい!!」
中には、
「もしかするとオレ……」
とお思いになった方、
「もしかするとワシ……」
となった方もいらっしゃるかもしれません。
好きになったら、それが運命。年齢も性別も何もかも、マジで関係ありません!!
だってそれが「おっさんずラブ」の世界だから。
正確に言うと、「おっさんずラブ」が示してくれた、少し先の「こうあってほしい」理想の社会のあり方だから、かな。
さて、このクソ長い文章をここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。
途中でイラつかず、ここまで読み通したということは、もうアナタは立派な沼民です。
躊躇いはかなぐり捨てて、OL沼にレッツダイブ。
深く深く潜ることを改めてお勧めいたします。
あ、で、私の駄文なんかより100倍面白くてタメになるのが、横川良明さんの
「平成最後の新緑の季節、僕は牧春に恋をした。」という文章です。noteで読むことができますので、是非!!読んでみてください!!