おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

健診前の絶食が快適すぎてファスティングにハマりそうな件。

 ところでこないだ、健康診断だったんですよ。

 午後から健診で、午前中は仕事だったの。

 午前7時までに、「食パン2枚&ブラックコーヒーかストレートの紅茶(食パンの耳は除く)」という内容なら朝食を食べてOK、という条件だった。

 あいにくパンを切らしていて、仕事帰りに寄ったスーパーでも売り切れだった。

(えーじゃあもうコーヒーだけでいいや)と、ちょっと無謀かな…と思いつつ、まあ半日やそこら食べんでもいけるじゃろ、と見切り発車。

 

 

 前々から書いているとおり、私の仕事はまあまあの肉体労働だ。半日とは言え、朝からコーヒー一杯の摂取エネルギーで乗り切るにはちと厳しい。

 けど、時々ふわあっとするものの、水を飲んでいれば意外と平気だった。

 急に

「ごはん! メシが食いたい!!」

と若干暴力的な食欲が襲ってきたりもしたけど、

(いやいやいや、蓄えは体内にたっぷりあるやろ。それ使って我慢しとけ)

と、自分の消化システムに言い聞かせ、じっと時が過ぎるのを待ちました。

 

 

 …するとですね、脳が諦めたのか、食欲はふうっとおさまった。

 いや、お腹は空いてるんです。空いてるけど、「食べたい」という欲に結びつかなくなった。

 で、背中の辺がぽかぽか温かくなってきた。エネルギーが外から入ってこないことが分かって自家発電に切り替えたんだろうか。

 あれ、いけそうじゃね?という手応えのまま、さらに数時間。

 

 

 健診を終えて家に帰ったのが夕方の5時。

 前日の夜9時、軽いサラダの夕食を終えた後は、朝7時前にコーヒー一杯飲んだきりで、あとはずーっと水だけ飲んで過ごしたことになる。

 昼の12時くらいから(思ったよりいけるな…)という感じになって、空腹でふらつくとか、思考能力が落ちるとかいう症状もなく、4時くらいからはさらに(体が軽い…)とむしろ快適になってきた。

 

 

 そう、軽いんですよ。身体がめっちゃ楽なの。

「消化器官に食べ物が入ってない」「消化にエネルギーを割いてない」って、こんなに楽だったんだ……と眼からウロコがポロリ、のレベル。

「明日朝まで何も食べないでね」と言われても、全然OKな感じでした。

 でも家に帰ったらやっぱりお腹空いて食べちゃったけどね!笑

 

 変な時間に食べたから、(晩ごはんはもういいや)と、あとは何も食べずに寝た。

 翌日の日曜日、お昼を普通に食べたあと、(昨日の身体の楽さ加減が忘れられない…)てなって、もう1日晩ごはん抜いてみた。

 そして今日、月曜日の朝。

 いやー……快適でした。身体がさらに軽い。爽やか。

 こうなってみて初めて、(そっか、今まで、普通の状態と思ってたけど、結構疲れてどんよりしてたんだ私…)と自覚した。

 ファスティングに興味がありつつ、実際試すところまでいかなかったけど、こりゃ色んな人がハマるわけだわ。

「食べたいのを我慢」するんじゃなく、「食べないことによる快適さ」を選ぶわけね。

 なるほどー。

 

 多分、普段はそれほど食べていないつもりでも、必要以上に食べたり飲んだりしてしまっているんでしょうね。だから、予想以上に胃腸が疲れてるんだな。

 安易な絶食は低栄養やタンパク質不足から筋肉量の低下と骨密度の低下を招くから、普段の食事ではやらないけど、月に1~2度、週末に試してみるのはアリだな、と思いました。

 あくまでダイエット目的ではなく、「酷使している胃腸を休める」目的でね。

 

 半日~まる1日の絶食で、嗜好もちょっとリセットされた感があります。

 私は元々、あまり甘いものを好まないんだけど、今の職場、それはそれは貰い物が多い。9割が甘いお菓子。それを、捨てるにしのびなくて食べていたんだけど、絶食後は本当に全然甘いもの欲しくなくなった。

 多分、日常に戻れば簡単に元通りになるんだろうけど、「絶食するとリセット出来る」と体感出来たことも意義深かったです。

 人間の脳と身体って面白いですね。

 

 でも、ファスティングを試すなら、なおさら普段の食事はちゃんととらねばなりませんね。糖質とタンパク質と野菜、きっちり摂って、栄養がいきわたった身体にしておかねば。

 色々ちゃんとしよーっと、と反省する機会にもなりました。

 

 

 会社の健康診断であれこれモメる牧春のお話、読んでみたくなった。

 血糖値かなんかで引っかかった春田が牧に怒られる話とかさ。

 誰か書いてくれないかなあ。