では後編行きます。
「副音声って…要る?」
と危ぶんでいた座長の気持ちが今超分かる。
(その副音声のさらに文字起こしって…要る?)
と問いたい気持ちでいっぱいながら、前の記事に書いた通り、
(要らなくてももうやっちゃったんだからともかく載せるのー!!)
という気持ちのまま、掲載しまーす!
言っとくけどさらに長いよ!
読んでやってもいいよ、という奇特な方は、くれぐれもお時間のあるときにお読みください。
※再掲にあたって、もう一度副音声を聞いて確認したので、以前掲載したものと細部が異なる部分があります。
~CM明け~
圭:ハイ、みんなお帰り!
遣:お帰りー
圭:CM明けたお
遣:明けたお?
圭:明けたお? 「明けたお」じゃない?
あの「お」のアクセントってさ、読むとさ、アレなんだけど、オレ一話でもさ、あ違う違う違うよ。まさにここだよ。二話だよね、「明日ランチミーティングするお」と、
遣:あの、アレです! クリーニングの…
圭:あっちはクリーニング屋のタグがついてるやつでしょ?
遣:そうそう
圭:あれ鋼太郎さんの声じゃん。で、二話でさ、
遣:あ、ランチミーティング? さっき見てたやつ
圭:そう。ランチミーティングする、お?ていう
遣:あー…
圭:あの、「お」ってさ、どのアクセントが正しいんだろうって、ずっと考えてた。
遣:でも、鋼太郎さんは……言ったら、僕らが使ったことないような言葉じゃないですか。若い人たちのアレですよね? というわけじゃない?
圭:若い人たちって言うか……なんなんだろう…
(ベンチで手作り弁当をふるまおうとする武蔵と春田のシーン)
圭:あ、出ましたよ。ついにこのシーンが
遣:手作り弁当
圭:笑イヤイヤもう…おれここ好きなんだよ。
遣:「ドキドキする」?
圭:鋼太郎さんのこれ。…ちょっと待ってね
圭:これこれ。「よしよしよしよし」って笑
遣:あー笑笑
圭:ホントすごいよね、鋼太郎さん
(「あードキドキする!」)
笑笑
圭:ホントに女の子っていうか乙女なんだよなー
遣:なんかすごいみんな乙女って言いますけど、僕はやっぱ見てて、牧の立場か分かんないんですけど、ちょっとでも春田さんが隙を見せると、すぐこう、なんていうか、乙女じゃなくなって、野獣みたいになって…
圭:笑分かる分かる分かる分かる分かる分かる笑
撮影してても、ホント本番中に、マジどさくさでオレの乳首触ろうとするから鋼太郎さん。スゲー求めてくるから笑 確かに分かる。隙見せたらヤられる感はある。笑 この急にさ、部長モードに入るのもさ…ズルいよなー…
遣:今まで鋼太郎さんと二回ご一緒させていただいていて、全然こういう関係性の役じゃないんですけど、親子だったりとか…あ、親子なんですけど、全然そんな台本に書かれてないのに、二回とも、芝居の中で、キスされてんすよ
圭:へええー!
遣:どっちともケンカのシーンなんですけど
圭:ケンカのシーンで親子でキスする?
遣:うわちゃーてなって、もう勢いでチューしちゃう、みたいのを、よくやるんですよね笑
圭:それはなに、イメージ的にはダチョウ倶楽部さん的なやつ?
遣:そうそうそうそう! そんな感じそんな感じ
圭:あー……よくやる? 笑笑
遣:今回はガチのアレなんで、触ってくるとか、ちょっと油断したら、ホントにカメラ映ってないところでいっぱい触ってるじゃないですか笑
圭:うん。いっぱい触ってくる。笑
遣:今回はすげえ多いですよね
圭:すっごいね…しかも触り方が、なんていうか、エロうまいっていうか、なんていうのかな、なんかこう、大人の男性のすごいものが凝縮してる手の動きで来るから、マジでホントに笑っちゃう
遣:笑笑
(部長に背中をまさぐられる春田)
圭:これもね! 背中をね
遣:話が入って来ないっす笑
圭:ずーっと背中触るんだよね… でさあ、これ映ってないんだけど、普通にほっぺとか耳とか
遣:笑笑
圭:なんなら顎クイじゃないけど、顔をこう…それが終わったんだけど、ほっぺ散々触られた後に…
遣:あ、今やってた?
圭:やってたのこれ。
遣:あー回想のところで
圭:で今膝触ってるの、この時段々ちょっと上がってるから!マジで
笑笑
(ひったくり犯が春田の鞄を奪って駆けだす場面)
圭:これまだ黒澤「課長」のときですよ
遣:そうですね、課長って言ってましたね
で、これも、春田さんが突進していかない、ちょっとビビりながらも行く感じとか、ああいう細かいのが、超「ぽい」です
圭:ああ、そうね笑笑
(「あったじゃーん!」と空を仰ぐ黒澤部長)
笑笑
圭:普通にさ、こう…声の出し方とかさ、タイミングとか間合いとかがホンっトにうまいしさ
遣:予想出来ない発し方をしょっちゅうするじゃないですか
圭:あーそうだね
(「春田さん!」と叫んで牧登場のシーン)
圭:あ、牧の声が…このシーンもね ホントに始まらないとどうなるか分かんないもんね
遣:いやーホントそうでしたね
圭:ね。でもそれが楽しいよね。おっさんずラブね。だーれも台本どおりやらないっていう
笑
(蝶子さんに「宇宙人…」とドン引きされ舞香さんに「あっち行ってなさいッ!」と怒られてマロ退場)
圭:笑笑 なんも言わないで行くんだよなー…
圭:ほら、ドラマ見るとさ、喋らなくなるじゃん。あと単純にちょっと喋り疲れた感が…笑
遣:笑笑
圭:すごいよな、副音声って。でも最近流行ってるよね?
遣:初めてっす
圭:初めて?
遣:初めてです
圭:まあ俺もでも三回目
遣:オーディオコメンタリーみたいのはありますけど
圭:なにオーディオコメンタリーって?
遣:DVD用に録るみたいな
圭:あー…特典としてね?
遣:オンエア中にやるのは初めてです。あります?
圭:えーと…一回かな…去年の十月クールで一回と…あと…その前に一回…三回目なんだけど、
遣:うん
圭:多分
遣:それ、一人でやったんすか
圭:一人じゃない一人じゃない。今回さ、なんかこうMCじゃないけどさ、回してくれる人がいたらすごいやりやすいんだけど、オレら二人で回さなきゃいけないからさ
遣:一番苦手です
圭:あ、牧がキレた
(「春田さんから手を引いてください」「ちょっと言ってる意味が分からなーい!」)
笑笑
圭:面白かったなーこのシーン
(「オレは春田さんが好きです!」)
圭:あ。告白しちゃった。
遣:あ…
圭:あ、オレのこだわりのシーン
(「つっこめって言ったじゃん!」「うるっさいな!!」)
圭:俺がどうしても二回つっこまさせてくれって言ってね!笑
(「オレはよお!」)
笑笑
遣:すぐ、さっきまで乙女だったのに、あのー「おめーよお!」とか「てめえよお!」てななっちゃうのがもう…面白い……すぐブチ切れるっていうね
(「春田さんの悪いところ10個言えますか!?」「えーっとお!」)
圭:すぐ乗っかるって言うね!笑笑
遣:笑笑
圭:この後のさ、鋼太郎さんのアドリブも超好きなんだよねオレ
圭:「はるたんそんなんじゃねーよ!」て掴みかかるってww もー秀逸だよなーww
この2人マジで掴み合ってるからね、皆さん 春田がホントに止めに行かないとホント大変なことになりますから!
遣:もうホント暴言吐きそうになる
圭:ハハハハハ!! 笑笑
遣:CMに…行きまーす…(←なぜか弱弱しい)
圭:行きまーす!(元気よく)
~CM~
遣:ハイ
圭:戻って参りました
遣:今何時くらいですか? 11時…
圭:11時半てことないか。40分くらい?
(暴風遭遇ヘアーの春田)
遣:これスゴイですよね笑
圭:ハハハ!
遣:これビックリしました。完パケ見て
圭:まさかこうなってるとは…俺も気づいてないから
遣:圭くん、見ないですもんね
圭:見ない。某…アトムみたいになってるとは笑
遣:ここまでスーパーサイヤ人みたいな…
圭:渋谷謙人くんもさ
遣:ハイハイ
圭:何歳くらいだろ……多分俺がまだ二十歳前くらいから知ってて
遣:ハイ
圭:で、プライベートで会ったりとかそんなにしてるわけじゃないんだけど、十年前くらいとか、なんかこう、恋愛相談とか、聞いてたのね
遣:へえー
圭:で一回聞いて、俺なりに思うこと言ったんだけど、こないだ現場でホント十年ぶりくらいに、また恋愛相談みたいなの聞いたときに、なんで人間て十年経っても話すこと変わんないんだろうって話をしたのがちょっと興味深い
遣:あー…笑笑
笑笑
遣:年下ですよね?
圭:ん?
遣:年下ですよね?
圭:年下、年下
遣:そういや、だーりおさん
圭:だーりお
遣:僕、あのーだーりおさん一個下なのかな 未だになんて呼んでいいか分かんないんですよね
圭:オレだーりおって呼んでる
遣:僕なんかがいきなり「だーりお」って呼んだら…
圭:笑笑
遣:引かれるかなって
圭:いやいや難しいよね確かにね
遣:かと言って「りおちゃん」とか言えないし笑
圭:分かる分かる あのーでも「内田さん」て言うのもね、なんかこう距離があるし…ホントあのー…難しいよね
遣:ホント最近よく思うんですけど、女優さんと共演して仲良くなって、下の名前ですぐ呼び捨てに出来ちゃう人いるじゃないですか
圭:いるいるいる
遣:アレ出来ないんですよね
圭:いや出来ないよ普通。普通出来ないよ
圭:こんな話してる中でも、二話の三大名シーンのひとつが流れてますけれども
遣:あー…
圭:二話の三大名シーンがあるじゃないですか
遣:まあそうですね
圭:まあ僕らの中での、多分一緒だと思うんですけど これ、ケンカの後じゃんオンエアは。
遣:そうですね
圭:皆さん、あのー屋上のケンカの前にこれ撮ってますからね。だから、さっき何やったんだお前らは!?みたいな笑 どんなケンカしてたんだって、分かんないでやるときの怖さもやるよね
遣:めっちゃありますよ。ましてやっぱ鋼太郎さんみたいな人とやるのは…
圭:ねえ。何するか分かんないしさ
遣:どうなるか分かんないんで…
(居酒屋で牧がやけの告白をした後出ていく場面)
圭:このシーンはね…せつなかったね…
遣:屋上のシーンは台本もらったときからやっぱり……単発でもケンカのシーンありましたし、やっぱすごい…ちょっと気合入ってる部分あって、やっぱ順撮りじゃないんで、「先手打とう!」ってずっと決めてたんですよね
圭:うんうん笑笑
遣:段取りからマックスでいって、自分の出せるもの全部出して…ていうのを、鋼太郎さんとやる上でテーマにしてました
圭:そうだよね。めっちゃ先手打ってたからね
遣:笑笑
~CM~
圭:ハイ、帰って参りました。お帰りなさい!
遣:春田さんも帰ってきました
圭:牧とね…ケンカしちゃったよ ここ、牧の……(春田さんの夜用カレーを出す春田)こんな人いる?
遣:うーん…
圭:すごない? 「春田さんの夜用カレー」ってちゃんと
遣:あと、ちゃんとエプロンつけてる…現場でやってるとあんまり違和感なかったんですけど、オンエア見てエプロン姿見て、「そこまでやる…?」って笑
圭:いや、やっぱ…やっぱやるんだよ牧は!
遣:でもホントその…このカレーもそうですけど、僕が作ってるっていう消えもの?
圭:ああ、消えものね!
遣:うん。ホントにちゃんともう、なんていうんですか、全部こう、トマトスープとかも、インスタントとかじゃなく
圭:じゃないんだよね
遣:全部一からちゃんと作ってくださってて
圭:めちゃくちゃ美味しいんだよね!
遣:すっげー美味いんすよ
(牧を探して夜の街を走り回る春田)
圭:こうやって、走ってさ
遣:ハイ
圭:誰かを探したことある?
遣:あーー…ないっすね!笑
圭:ない?
遣:ハイ。あります?
圭:オレ一回だけある。高校の時に、当時つきあってた彼女が、そのお母さんから電話かかってきて、「一緒にいない?」みたいになって、「いや、いないです」みたいな。で、「ここにいるはずなのにいないんだよね」「えっ?」ってなって、ちょっとケンカしてたの確かに。ケンカしたばっかだったから、すっげー心配になって、色んなとこ走って探し回って、やった。
遣:へえー!
圭:でも、やっぱドラマじゃないから見つからない。笑
笑笑
(公園で。「さっきは…ごめん」と牧に謝る春田)
圭:これ、俺謝ってよかったな、と思った。
遣:うん
圭:遣都ってさ(急に改まって)
遣:ハイ
圭:ほん…っとに
遣:……チワワっすか…?
圭:なんで分かったのww?(爆笑)
遣:昨日? 一昨日くらい? 一昨日初めて言われたんすよ
圭:そうだっけ?
遣:こんだけ一緒にいて、時間過ごして、急に撮影してるときに、圭君が噴き出したんすよ 2人のシーン撮ってるときに
圭:うんうん
遣:えーどうしたんすか?つったら、全然関係ない話って えーなんすかちょっと気になるんすけどって したら、「遣都ってさ、…ホントチワワみたいな顔してるよね」って
圭:笑笑
遣:そんな風に思ってたの!?って
圭:笑笑 ここのシーンとかもうさ、めっちゃチワワやん!
遣:そうすか…? あんまり嬉しくないですけどね
圭:そうだよね!そらそうだよね!
遣:僕可愛いとか言われんの全然嬉しくないんですよね
圭:なんて言われたいの?
遣:かっこいい(←即答)
圭:アハハハハ! 男らしい!
遣:渋い
圭:渋い? 渋いは無理じゃない?
遣:まあ無理かもしれないですけど…(めっちゃ小さい声で)
圭:単純に歳の問題で… 俺も言われたいよ渋いとかかっこいいとか 渋いって絶対言われないもんな
遣:なんかこのシーンが、あのー…初めてこう、おっさんずラブの現場に入って、シリアスなシーン…超真面目なシーン
圭:うん
遣:これもう結構前に撮ってたじゃないですか。このシーンも。割と初めの段階で
圭:うん
遣:僕、そのー圭くんと色々時間過ごして、仲良くならせてもらって、こういうシーン演ったときに、あれ、なんかセリフがこう、染み込まねえ…と思って
圭:うんうんうん
笑
圭:真面目な芝居の後のHSみたいな
遣:笑
圭:現場でめっちゃ笑ったけど…
(♪Revival~)
圭:あー入っちゃった…主題歌入っちゃった! ヤバいぞ。もう終わるぞ!
遣:あ、あ…
圭:ヤバい、二話が終わるぞ! 皆さん!
遣:あー…
圭:全然ドラマ見てなかった…
遣:(鼻歌)
圭:歌うな笑 いやーでもあのー、ねえ、ホントあのーみなさん、この副音声がうるさくて集中できなかったと思いますけれども
遣:ハイ
圭:もっかいちゃんと見てください!
遣:もっかい見てください(←オウム返し)
圭:ホントに…ホントに面白い、素敵なドラマだと思うので
遣:あのー…いいシーンがいっぱいある二話……さっき言ってた三大名シーンじゃないですけど
圭:うん
(後輩夫婦を案内する春田)
遣:一話で出逢って二話でもう別れるって言う…笑
圭:フフフ笑笑
遣:この後どうなんだって言う笑
圭:ホントにねー……ホンットにだからそのー、男同士だからとか関係なく、人と人としてめっちゃ真剣に現場でバチバチやってるから
遣:そうですね…
圭:やっぱり、楽しいシーンはさあ、すげー楽しめるけど、真剣なシーンて、本ッ当に集中してるじゃん。
遣:集中しないと出来ないですよね
圭:ね。だからまだ撮影はね、全然残ってるけど、すごい山場がね、まだまだある回もあるし、ホントに気ィ抜けないよね
遣:抜けないですね
圭:でもめちゃくちゃ楽しいよね!
遣:めちゃめちゃ楽しいですよ
圭:この現場の熱が、見てくれる皆さんに届くことを信じてますし、単純にストーリーとしても、いい意味で裏切られ……ん? 裏切り続けられる作品だと思うし、お芝居も楽しんでいただける作品だと思うしね
遣:ハイ
圭:なんか今回こう、登場人物がさ、全員こう、いいヤツつったらヘンだけどさ、全員愛があるからさ
遣:うんうんうんうん
圭:それってやっぱすごい素敵だなーと思うし。まあもう、二話ももうすぐ終わりますけども
遣:ハイ
圭:ちょっとこう、三話に向けて是非見ていただきたいと言う、視聴者の、今見てくれてる皆さんへのメッセージを
遣:ハイハイハイ
圭:バシッと!
遣:僕がですか!?(ビックリして)
圭:ハイ! 遣都がバシッと! 終わっちゃう終わっちゃう。ひとこと、三話に向けて!
遣:あ、えーと……(うろたえて)……えーとー……………ちょっと待ってください…
圭:笑……(待ってる)
遣:…………っと、二話より…面白いです…
圭:笑笑 来週も見てねー!! 来週も見てねー!!
遣:三話見てないですけどまだ
圭:アハハハハ!
以上です!
長々と読んで下さった方、ありがとうございました(叩頭)。
最後に遣都くんが言いかけて途切れた部分、多分「圭くんと関係が親密になったら、役としてのセリフが染み込みにくくなった」と言いたかったと思うんだけど、その問題をどう解決したのか、是非聞いてみたかった。
そして、ラストの座長の無茶ブリと、期待通りにわたわたした挙句、セリフが出てこない遣都がめっちゃ可愛くて面白かったです。
六話の副音声も、感想は書くかもしれませんが、文字起こしまではやらんとこ。笑