「おっさんずラブに出逢って、私の人生は変わった」と言う人、沼の住民にはたくさんいる。
もしくは、「人生で初めて〇〇をした」と、初体験の告白も多く聞いてきた。
私も例に漏れず、おっさんずラブとの出逢いがもたらした「初体験」は少なくない。
こんなブログを始めたのもそうだけど、同じ映画に8回通ったのも初めて。これまでは「ハウルの動く城」の4回が最高だったから、大幅な記録更新。ハウルはレディースデーにしか行かなかったけど、劇場版おっさんずラブは、割引のない日にも躊躇わず行った。
その8回目、(もうこれでラストDEADになるだろうな)と思いつつ、私はこれまた人生で初めてのことをしました。
・キャラのセリフをメモしながらの映画鑑賞
あの、燃えさかる倉庫の中でのクライマックスね。アドリブを含む台詞を、正確に押さえた上でレビューを書きたかったの。
映像を記憶に焼きつけたと思っても、時間が経つとすぐに、細かな言い回しや語尾が曖昧になってしまう。
でも円盤はないし、録音もできない。
じゃあ、聞き取ってメモるしかないじゃん?
ところがこれ、予想以上に難儀な作業でした。
今までも試みたことはあった。映画の画面が発する光で手元が見えないかなーと、右手にペン、左手にノートを持って、書こうとしてみたけど、いかに明るい場面であっても(光量的に)、手元で字が書けるほど明るくはないのだ。
仕方がないので、手探りで大きな字を書くことに決め、そのために紙面に十分な広さが確保できるノートを選んで持っていった。
で、やりましたよ。
手元は全然見えないから、盲目の状態で字を書くに等しい作業だった。自分の指先の感覚だけが頼り。
字が重ならないように、後から判読できるように、万全の注意を払いながらの作業でした。
以下がその証拠です。
明るいところで見てみると、(あ、読める…!)と分かって、嬉しかったです。笑
ちゃんと読める字で書けてる! 汚いけど!
で、この資料をもとに、SASUKE編以降のレビューを書いたわけです。
ていうか、こんな変態ブログに載せるレビューを正確に書きたい、というだけの理由で、そこまでやったわけです。
すごない…?(副音声の座長風)
まあ、何でもね、やるならやるで、いっそ極めたらいいと思うんですよ。
「おっさんずラブ」に関してはド変態という自己認識はある。十二分にある。
今後もこのまま、何も改めることなく、変態道を突き進みたいと思います!
(雑なまとめ)