追記です。
表題、なんかしっくり来ないというか、まあ有り体に言って(ダサイな…)と感じるんだけど、他に表現しようがないのでそのまま使用。
「術」というほど大したもんではないです、念のため。
ショックを受けたり悲しんだりしているときって、「心」というものの実体があって、それが揺すぶられているように感じるけど、決してそうではない、という事実を知っておくのも、自分の操縦をする上で役に立ちます。
心とはつまり脳の働きなわけで、脳の働きは化学的あるいは物理的な変化によるものなんですね。
例えば、私は月に一度突然
「そうだ、筋トレをしよう! ジョギングに行こう!」
と思い立つことがある。で実際そうするんだけど、ふと
(あれ、なんでこんなにもうずうずしてるんだっけ?)
と我に返ってみると、大抵生理前なんですよね。つまりはホルモンの作用なんです。
ホルモンって、自分で出すことも出来る。
筋トレとか、ウォーキングみたいな有酸素運動をすると、成長ホルモンの分泌がさかんになる。後、ポジティブな感情を作ってくれるホルモンも出る。
だから、欝々としてんなーと思ったときは、身体を動かしてみるといいと思います。
あと、腸内環境ですね。腸が第二の脳と呼ばれているのはご存知の通り。
人の脳は腸内細菌に支配されていると断言するドクターもいるからビックリするけど、これが意外と、本当にそうだったりするもんね。
でもなんと言っても、「疲れが溜まっているかどうか」これですよ。
気分が晴れない、ドラマを見ても楽しめないときは、
「あれ、私、疲れてる…?」
と疑った方がいい。大抵、疲れていると思う。
考え込むのをいったんやめにして、ホットタオルで目を温めたり、お風呂でゆっくり身体を伸ばしたり、マッサージしたりして、自分を癒すと効果的だと思います。
成長ホルモンは熟睡中にも出ますからね。何かと役に立ってくれるいいヤツです。
落ち込みの度が過ぎて、自己憐憫まで行ってしまうと、自力で穴から出られなくなってしまうこともあり得る。あれはあれで麻薬のように甘い罠ですからな。
そこまで行かないうちに、何とか対処して自分をコントロールしておくのが、心の安寧を保つ秘訣だと思います。
あと、「心の安寧を自分で保つ」のって、大人としてやっておくべき作業だとも思う。
人前に出るときに身だしなみを整えるのと同じ。
で、ショックを感じている真っ最中って、何か大層なことが起こったかのように受け止めてしまいがちだけど、上に書いたようなことを試してみて、
「…あれ? 治ったかも?」
てなると、(人間てチョロイな!)とも思う。笑
それでもダメだったとき、上の事柄を試す元気もないほど打ちひしがれているときは、別の方法を考えます。
以上、蛇足ながら追記でした。