「劇場版おっさんずラブ」DVDをご覧になった沼民の皆さま、如何お過ごしでしょうか。
私はと言えば、前の記事で宣言した通り、円盤鑑賞後「覚醒した」状態で過ごしております。
例えば昨日はこんな感じでした。
(明日からまた仕事で夜が遅くなる……帰ってすぐ食べられるように野菜のシチューを大鍋一杯に作っておこう)
冷蔵庫の野菜室からニンジン、セロリ、キャベツを取り出して刻む
大鍋に材料投入
鶏胸肉とジャガイモを適当に切って投入
水とローリエを入れて火にかける
玉ねぎを切って入れる 思い出して冷蔵庫から大豆の水煮を取り出す
(たんぱく質と野菜と一度に効率よく摂れるようにしなきゃ……)
カチッ (←妄想スイッチON!) ※何の前触れもありません
――春田家の台所。一緒に料理している春田と牧。春田が牧に料理を習おうとしている。何かケンカ勃発(詳細は不明)。
春田が家を出ていく。
(? なんでケンカしたんだろ? まあいいや。家出したってどうせ行く先は知れてるし)
――次の場面。牧家の台所。そらは不在。牧の母と並んで料理をする春田。
牧母「パプリカはビタミンCが豊富だし、鶏肉はたんぱく質でね」
春田「へえー。そんなの、全部考えて作るんですか?」
牧母「そりゃそうよ。家族のためにお料理するときは、食べる人の健康とか、美味しいって言ってもらえるかなーとか、色々考えながら作るの」
春田「……(何かを反省している)」
(うーん、牧とケンカして牧んちに行っちゃうはるたんいいな。そんで牧が『なんでうちに行くんですか!』って怒りそう。春田は牧ママに何を習ったのかな)
グツグツグツ……(鍋の煮える音)
「…はっ」(我に返る)
(おっとー、もう煮立ってるわ。続き続き)
コンソメキューブとトマト缶、タイム、ナツメグ、オレガノ、バジルを投入
塩と黒コショウで味をととのえる
↓
トマトシチュー完成!
またあるいは、通勤電車の中で。
(あー日差しが明るいなー……いつも見慣れた街がなんだかキラキラして見えるぞ……)
視界の隅に中華のごはんやさんらしき店構えが一瞬通り過ぎる。
カチッ (←妄想スイッチON!)
春田「えー、牧、ランチ外出るの? めずらしー」
牧「(ぎくっとした風に)え、ええまあ……(出て行ってしまう)」
春田「アイツさあ、最近つきあい悪いんですよ」
舞香「最近? あらそう……(人の悪い笑み)」
(牧は中華料理屋にせっせと足を運んでるんだな。何か仕事で関わり合いがあった店で、潰れそうなのを、何とか力になりたくて出来るだけそこで食べてる、とか)
(何故春田に黙ってこそこそ行くのか……あー分かった。そこの娘さんがロリで巨乳なんだ)
(潰れそうな理由…店主はきっと悪くないんだ。天災か何かで店舗が被害を受けたか、今みたいにウィルスのせいで人が減ったか……頑張ってるのに経営がどんどん悪化していく)
(不動産屋は、一度売買が成立したら後は力になってあげられることがないからな……保険屋の出番で。でももし牧が春田のやり方を見倣って親身になってあげていたら、その後も続くおつきあいが生まれていそう)
(それを春田が邪推して盛大にヤキモチを焼く。けどなんだかんだあって理由が分かって仲直り)
(ほろ酔いの牧が春田にめっちゃ甘えるとことか見たいなあ。とりあえずソファで膝枕してもらおうか。それからえーと…)
「次はー〇〇ー〇〇ー」(←最寄り駅の一駅前)
「…はっ、次で降りなきゃ」(我に返る)
…とまあこんな具合。ともかく、油断するとすぐ妄想スイッチ入る。
仕事中もすぐに(もしもこれが春牧だったら…)と妄想モードに突入しそうになって、(…おっと、今はダメ!)と何度踏みとどまったか。
まあなんか、アレです。何かのホルモンが活発に分泌されています。
多分、オキシトシンとかセロトニンとかドーパミンとかそんなところだと思いますが、もうまとめて「変態ホルモン」ってことでいいと思います。
分泌されている間、多幸感に満ち、やる気に溢れて、(人生は何と素晴らしいのだ)と思えます。マジでハッピーです。
ただし、上に挙げたように、隙あらば即妄想劇場が始まるため、長時間労働には向きません。笑
ここをご覧の民の方で、
「私も私も! スピンオフとかめっちゃ考えつくよ!」
という方。
是非! 小説かマンガか、何かの作品にしてツイッターでもpixivでも投稿してください。
私はこの妄想劇場のせいで5つか6つくらいネタを思いつきました。そのうちの何本が形になるかは分かりませんが、とりあえず書き留めておいて、またいつか書こうと思います。
円盤のお陰で当分変態活動が活発になりそう。
幸せ~~(*´ω`)