おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

珍しく人と自分を比べて落ち込んだけど秒でやめた話。

 こないだ、珍しく落ち込んでいた。

 

 

 ……と書いて、(そういや落ち込むことってあるっけな?)と振り返ってみるに、うーん、ほとんど覚えがない。

 いや、反省はしますよ。するけど、(あー私ってなんてダメなんだろう…)と自分を否定したり卑下したりしてくよくよするのって、必要?と疑問に感じる方が強い。

 そういう負のエネルギーって、しんどいし、ストレスだし、建設的な何かを産み出すか?と言えば、なくないですか、何にも。

 あとこういうのって、自己憐憫に変わりかねないのが要注意ポイントで、「自己憐憫」てタチ悪いですよ。自分を可哀そうがって酔い出すとね。

 なので、普段失敗してションボリすることはあっても、大抵5分ほどで立ち直る。

 仕事で何かやらかして(あちゃー…)てなることもあるけど、メンタルが落ちるとパフォーマンスも下がるので、

(使えないやつがくよくよして更に使えなくなるとかクソダサい真似死んでもイヤだ)

と、無理くり気持ちを切り替える。

 

 

 もう一つ、私が普段ほぼ「しない」と言っていいのが、「人と自分を比べること」だ。

 我が家が「人は人。自分は自分」が徹底しているうちだった、というのは以前書いた通り。

 例えば対象を比較検討して、より適したものを選ぶ、という場合には「比較」は大いにした方がよいが、「他人」と「自分」という、元々の土台からして異なるものを比べる行為に意味があるとは思えないからだ。

 比較するだけならいいけど、その先には大抵「評価」という目的がある。

 自分のより高価なバッグを持っている人を羨んだり、逆に価格が安そうなものを持っている人を下に見たり。どっちも超非建設的。金額の多寡などどうでもよろしい。好きなもの、似合うものを持てばそれでいいではないか。

 一人っ子という境遇もあるかもしれない。母一人子一人婆一人という構成員の家庭で育ったので、比較される対象もそばになかったし。

 

 

 ところがこないだは、(他人と自分とを比較して落ち込む)という、私にしては非常に珍しい状況に陥ったのだった。

 

 

 その、普段は「落ち込まない」というのが、ふと(……だから反省が足りないのではないか?)と思ったんですね。

(もう少し、他人の長所と自分の欠点とを比較して、自分の至らなさを心の底から恥じ入るとか、そういう考え方をした方がいいのではないか?)と。

(反省しているつもりになっているけど、5分や10分かそこらで立ち直るというのは、早すぎるのかもしれん……)

(もうちょっと腰を据えて本格的に落ち込んだ方が、私のような思いあがった人間にはお灸になるのかもしれん……)

とまあ、こんなようなことをくよくよと思い煩ってみたんですよね。

 

 

 いや、これが堪えた。だって普段しないからさあ。そこらへんの「心の筋肉」というような部分が鍛えられていないわけですよ。

(うわー、そう思って振り返ってみると、なんか自分てゴミみたいに価値がないような気がしてきた)

と思えるのですね。で、自分のマイナスポイントばかり数え始めるのですね。

 アレ、不思議ですね。なんだろう、くよくよしてるときって思考がネガティブになるホルモンでも分泌されてるんだろうか。

 

 

 で、足取りも重く、よろよろと帰宅したわけです。

 

 

 たまたま、本当にたまたまYouTubeのおススメ動画にDaiGoのこれが上がっていて、見たんですね。

 

www.youtube.com

 

 人と自分を比べて(うわー私頭悪い…)と思っちゃうと本当にIQが下がるんだって!!!

 

 

 比べて落ち込むの、秒でやめました。

 

 

 うわ、怖!!

 ただでさえ控え目な私のなけなしのIQ、自ら下げてどうする。

 やめやめ! 

 

 

「よーし、もう目一杯反省したからもういいや。寝よう!」

と、床に入りました。

 翌朝起きたら、どんよりした落ち込みはどこかへ行っちゃってました!

 万歳!

 

 

 というわけで、表題

Q.人と自分を比べて落ち込んだときにはどうすればいいか?

 の回答は、

A.寝る。

 でした。

 

 

 まあ冗談抜きで、ちゃんと睡眠を取れば、身体の疲労が回復し、メンタルも上向きになる。

 脳内でごちゃごちゃしていた情報が整理されて、すっきりと物事を考えられるようになる。

 心身共に健全な状況で、冷静に問題に取り組めばいいと思う。

 

 

 でもホント、人と自分を比べて落ち込むなんて、10年に1度くらいしかしない私でも、そうなっちゃうときはそうなっちゃうんですね。

 自分よりも秀でている相手は見倣えばいいし、真似すればいい。

 クヨクヨはなしで、研鑽を積みたいと思います。