おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

裸族とかブラとか褌とか

 まず始めに断っておきたいのは、

「私は裸族ではない」

ということだ。



 いや、知っている。世の中に「裸族」と呼ばれる人たちがいて、その人たちが基本自宅では服をあまり身に着けるのを好まない、ということは知っている。

 なんなら、全裸らしいですね。下着すら窮屈なんだと。

 でも料理するときは油ハネに用心してエプロンするので、リアル裸エプロンになるんだけど、それには決して変態的な趣味はないと、そういう記述を読んだことがある。

 それはいいと思う。素肌に直接ものが触れる気持ちよさ、想像してみることは出来る。それが気持ちよいのだと、自ら選択する人たちがいることも理解できる。

 そんで、別に変態的な趣味で裸エプロンしてたって、自宅でやってる分には全然OKだと思う。誰に迷惑かけるでなし。

 宅配便にもその恰好で出てしまって、配達のお兄さんを仰天させるというなら、ちょっと考え直した方がいいとは思うけど。



 で、この「裸族」の方々、結構いるんですってね。「月刊村上春樹」に載ってました。

 いや違うかもしれない。今ちょっと、(どうだったっけな)と記憶をたどるために本を持ちだして読んでみたけど、どうもそんな感じじゃなかった。タイトルも「月刊村上春樹」じゃなくて「月刊少年カフカ」だったし。全然違うやないか。「月刊(人の名前)」て確か、新潮社かどっかが出してるグラビア雑誌だったわ。村上さんは好きだけどグラビアは買わないな。。

 あれー、中島らもだったかな? らもさんの「明るい悩み相談室」だったかもしれない。うわーものすごくそんな気がしてきた。今度ちゃんと確かめておこう。

 まあともかくもですよ、「裸族」の人々がいる、という話。全裸で家事にいそしむ主婦の人がいるらしい。そういう人が、その、村上春樹だか中島らもだかのコーナーにお便りを送って、採用されたんですね。そしたら、「私も」「実はオレも」という方々が次々名乗りを上げて、(どうもそういう種族が棲息しているようだ)と発覚したんですって。

 最初に知ったとき、(へえぇぇー!!)と私はひどく驚いたんだと思う。(世の中にはいろんな人がいるものだ)と。

 オシャレな洋画に出てくる外人さんて、割とハダカでいるじゃないですか。上半身裸で日曜日に庭の芝生にシャー!て水撒いてたり。ベッドで寝てるときもハダカ率高いし。

 よその文化だな、と思ってたんですよ。でも、そうでもなかったらしい。この日本でも、日常的にハダカの状態で過ごす人はいるんですね。

 私は暑がりなので、夏はめっちゃ薄着になるけど、肌と肌が触れ合うと結局暑いし、汗もかくので、

「何か着ていた方が涼しい」

という認識のもと、部屋着を着て過ごしています。




 着るものに対する感覚って本当に人それぞれで、嗜好も様々。

 ひっそりとブラジャーを着用する男性がいることを知ったときも驚いた。「着ると、優しい気持ちになれる」んだそうな。「胸部を締めつけられるから、緊張感のある会議等にも心してかかれる」とかね。そう言われればそんな気もする。

 レース地とか、繊細で可愛らしいデザインのものが本当は好きなんだけど、日本では長いこと成人男性がそういうものを身に着けることを許容する文化ではなかった。だから、人に見られない下着にそうしたフェミニンなデザインを求めるようになった、と。

 今では、女装の男性タレントが好感度トップだったりするし、ビーズアクセサリーが超得意なお相撲さんがいたりとか、全然嘲笑の対象ではなくなったけど、かつては確かにそうでした。

 女性も様々社会から抑圧されていたけど、男性はもしかすると数倍の抑圧を受けていたかもしれん。社会全般から求められる「あるべき姿」の項目が多かったから。

 かと思えば、女性用の褌が売り出されたこともあって、今でも売ってんのかな…と覗いてみたらば、フツーに売ってました。女性用褌もメンズブラも。

 まあ、何でも着たいもん着りゃいいと思う。

 ネット通販で誰にも知られずに好きなものを手に入れられるようになったのは、趣味の多様性を拡げるのに大いに役立ってますね。




 で、何をそんなつらつらとつまんないことを書き連ねているかと言えば、こないだ

 

 

 全裸で自転車に乗っている夢を見た



 からです。



(あー、服着るのめんどくさい。もうこのまま出ちゃえ)

くらいなノリで、近所のおつかいに全裸でチャリに乗ってた。家で服着てなかったこと今まで一度もないのに。

 橋の向こうに中学生だか高校生だかの一群がいて、こっちを見てわぁわぁ何か囃し立てていて(そらそうだろう)、もちろんリアルでそんなことしたら速攻お巡りさんに捕まるところだけど(罪状は猥褻物陳列罪とかかな)、夢の中の私は意にも介さず、シャー!とスピード出して平然と自転車を漕いでいるのだった。

 全裸で。



 起きて、死ぬほどビックリした。



(え…………なんで???)

 て頭の中が「?」マークでいっぱいになりました。

 

 

 なんだろう、意識してなかっただけで、実は裸族への憧れとかあったんだろうか。

(一度坊主頭になってみたい)という願望はあるものの、(全裸で過ごしたい)とは思ったことないんだけどな。。。



 という、「そっち方向に変態な夢を見てしまった」というしょうもない報告でした。

 

 

 こないだ暑かったし、私のか弱い脳みその回路がどこか掛け違ったのかも分からんね。

 あの、……色々気をつけます。ハイ。