おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

近況と心境

 文章がヘタになったような気がする。

 もともと大してうまくもないが、文章を書くのが好きで、(こういう内容を書こう)と思ったときに、困ったことはあまりない。

 書き出しに迷うことはあっても、書き始めてしばらくすると脳内に浮かぶ言葉が秩序を持って整列し、勝手にリズムを作って流れ出すのが常だった。興が乗ると勢いが強くなり、「迸る」と言った方がいいスピードになった。

 キーボードで文章を打つ時代でよかった。いかな速筆でも、脳内で考えるスピードで文章を綴るには、手書きでは追いつかなかっただろう。だから昔の文筆家は腱鞘炎が職業病だったのだ。

 詩人が詩を、ラッパーがラップのリリックを思いつくときもこうであろうかと思いながら、私は私のリズムで、これまで溜め込んできた無数の言葉を選んで、文章を作ってきた。

 

 

 書こうと思っているネタはたくさんある。第99代内閣のこと、ここ数カ月で見た映画のこと、テレビ番組のこと、読んだ本の感想。

 止まったままの「おっさんずラブ」レビューはもちろんだ。先に進めたい。早く4話や5話のレビューを書きたい。

 ところが今、書こうとすると、ぶつ、ぶつ、と途中で止まる。

 書きたい内容は頭にあるから、無理矢理書くことが出来なくはないが、リズムを伴わずに書いていると、絶対に続かない。書いても、読み返して面白い文章にならない。

 

 

 酒を飲むと太りやすくなる。体内に入ったアルコールを「異物」と認識した肝臓が、アルコールの代謝を優先し、脂肪の分解を後回しにするからだ。

 ストレス値の高い生活をしていると、人のエネルギーはまず、ストレスから受けたダメージを補修するのに使われるのではなかろうか。「いそがしい」という漢字に「心を亡くす」を当てた昔の人はエライ。言い得て妙とはこのことだ、と、忙しさに目が回りそうな日々に振り回されているときいつも思う。

 あーもうイヤー!!という葛藤と爆発が、長文魔になるエネルギーに繋がることもあるんですけどね。

 

 

 ともかくも今そんな状態で、何か書こうとしては、数行書いて消去する、のを繰り返しています。

 浮かんだと思った文章も、形にしようとすると指先からさらさらと零れ落ちるような、そんな感覚。

 こりゃーちょいと重篤だな……と思ったんで、リハビリがてら、こんな駄文を書いております。

 プロの書き手でもないし、たかだか個人のブログで「スランプ」みたいなこと書くの、ダサいし、カッコ悪いし、出来ればしたくなかったんだけど、まあ、こういうこともある、ということで。

 

 

 さてと、実はここまでが枕で、ここから書きたい本題があったのだった。

 アルフォンス・デーケン氏逝去のニュースを新聞で読んで、それについて書きたかった。

 けれども、ここから先、どう書いても筆が……いや、キーボードを打つ指が止まる。出逢いが30数年前のことだから、情報量が多すぎて、まだ頭の中でまとまらないらしい。

 というわけで、続きはまた後日。

 

 

 しばらく「おっさんずラブ」と関係ない記事が続くかも、です。