レビューとして書くまでもなかったくだらない雑感やその他など。
最終話で、時間の経過についてツッコミました。
そう、11話の安達の涙から、クリスマスの夜の奇跡まで、3日しか経ってない。
描き方に関してはツッコんだけど、
「2人の別離の時間が短かった」
ことに関しては、特に異論はない。
むしろ、これでよかったと思う。
いや、だってさあ、今、どうあがいたってコロナ禍で、日常がストレスに晒されてるじゃないですか。
私だって、こうしてのんびりブログ書いてる時間を楽しんでますけど、コロナさえなけりゃ帰省して、寒い寒いと言いながら実家で雪景色を眺めているはずだったんですよ。
会いたいけど会えない人たちが、今日本中、世界中に溢れているわけですよ。
だから、
「好きなのに離れてしまう」
という時間は、短ければ短いほどいいと思う。ドラマの中とは言え。
フィクションなんだけど、ドラマはエンタメ。私たちの日常に潤いを与えてくれなくては困る。
安達と黒沢、3日で元サヤにおさまってくれて、ありがとうッ!!
……と、これは本気で思いました。
「おっさんずラブ」第6話のあの悲しい別離ね、ドラマの中では「そして1年後」って数秒しか経ってないけど、頭の中では2人はしっかり1年間別々に過ごしていた、という過去が出来ちゃってるからね。。。
あと、物議を醸していたラストシーンの「見切れ」ね。
アレ、確かに私も
(あー……寸止め……やっぱりソレなのね……)
てなりました。笑
コロナだからか?とも思ってみたけど、湊&柘植はちゃんとチューしてるしなあ。
このドラマ、BL原作から、かなり意図してBL色を抜いている。
生身の肉体を持つ男性俳優のリアルキスシーンが、テレビ画面に映ったらどういう反応になるかとか、色々考えてのことかもしれぬ。
でも、ここまで応援しながら見てきた視聴者なら、そこに拒否反応は生まれなかったと思うけどなあ。
「おっさんずラブ」のラストは、(お洒落な演出だなあ…!)と思ったけど、私は何も「寸止め好き」というわけではない。
ここは逃げずに、がっつりキスシーンを見せてくれてもよかったのにな、と思います。
赤楚くんと町田くんなら、きっと素敵なキスシーンでファンをうっとりさせてくれたと思うし。
朝チュンはね……
(出たーーー伝統芸、THE・朝チュン……!!)
とは思った。笑
青いベッドに白Tの2人、「ピュアラブ」の清潔感を損なわない程度の事後感。
これも、色々と意見が分かれそうですね。
私は「自家発電」という特技を生かして、屋上での花火鑑賞から朝チュンまでの経緯を脳内補完しました。
でもまあ、同性同士のラブストーリーが、こうしてごく普通に作られ、普通のドラマとして鑑賞されて、広く受け入れられる。
目に見えないけど、ここまで来るのに、かなり時間はかかったんだ。
さらに一歩踏み出したドラマが作られるまでには、もう少しかかるのかもね。
「チェリまほ」は全方位に配慮した優しいドラマだと書いたけど、制作側の姿勢が特によく表れたのが、藤崎さんの描き方だと思う。
これについては、もしまとまったら別稿で書きたいと思います。
4話だっけな、柘植の家に荷物を持ってきた湊が猫のうどんを抱っこするシーンで、
「うどんが怖がるんで」
と湊が言うんだけど、うどんが全力で怖がっている、というか嫌がっているのが当の湊で、可笑しかったことも書いておこう。
あれ、何テイク撮ったんだろう。最初はそうでもないんだけど、途中で耳がぺたんと寝ちゃってるんですよね。大人しい猫っぽいのに、あそこだけめっちゃ暴れたがってる。
似たような場面を見たことがあって、遣都くんが映画で共演した犬と一緒に舞台挨拶したときだと思うんだけど、アレも犬が全力で遣都を否定していた。笑
年の若い、綺麗な顔の男性は動物から嫌がられる法則でもあるんですかね?
あ、スピンオフももちろん見ました。どれも面白かったですね!
そう言えば、安達と黒沢の色んな瞬間に居合わせているのに、察しない六角の鈍感力、恐るべし。
演じた草川拓弥くんも、いい存在感でした。
いやー、それにしても、メインを張ってくれた赤楚衛二くん、町田啓太くん、この2人にオファーしたキャスティングの担当さん、この人たちにはもう本当に勲章をあげたい。
2人とも、これから人気が出るだろうなー。
また新しいドラマで見られるのを楽しみにしておこう。
さてと、録り溜めたテレビの録画を見て、ゆっくりのんびり年を越そう。
年越し蕎麦は「どん兵衛」だ。これ、実は一度やってみたかったんだよね。実家の年越しだと出来ないけど。
どんぎつねが出てこないかなー。
喪中につき新年のご挨拶は控えさせていただきますが、ブログは更新すると思います。
では皆さま、2020年もお世話になりました。どなたさまも、お疲れ様でした。
2021年、元気でお会いしましょう。