ところで去年、私が新しく獲得した能力は、
「自力で風邪を撃退できるようになった」
これです。
私は大体、喉から来る。
喉がイガイガしてきたらもう最後、どんなに頑張ってもゆるやかに風邪の症状が進行していく。
そのうち鼻が詰まってきて、くしゃみが出始め、鼻水が止まらなくなり、熱っぽくなる。
気づいたら早めに葛根湯飲んだりするんだけど、割と手遅れなことが多かった。
それが、今の職場で働くようになってから、様子が変わってきた。
一度、夕方に(むむッ…!)と風邪様の症状の気配を感じたことがある。
あっという間に鼻声になって、周りから
「どうした? 風邪引いた?」
と言われるくらいだった。
が、度々書いているとおり、今の職場は激務。常に忙しい。そして人手が足りない。
(いやいやいやいや今ノンキに風邪引いてるヒママジでないから!!)
と、心の中で全力で拒否した。
風邪菌が浸入してこようとしているであろう喉の奥の粘膜を思い浮かべて、
(んんんんーー!!!)
と気合入れてみた。(頑張れ私の白血球とマクロファージ!!!!)みたいな。
そしたら治っちゃった。
みるみる鼻声になっていくのを聞いていた周りの人も、
「あれ、声治ったね?」
と驚いていた。
で、どうやらこの能力というか、「気合で風邪を治すコツ」、完全に体得したっぽい。
調べてみたら、風邪を引き起こすウィルスって、200種類とかあるんですってね。去年の秋からこっち、何度か風邪っぽいな?と感じることがあったんだけど、その都度この「全力で拒否」しながら「心の中で気合を入れる」ワザで、何とか出来てしまった。
免疫力が上がったのは確かだと思う。
そのために筋トレもしてるし、基礎体温が36.5℃に上がったし、食事も気をつけている。睡眠もかなり改善された。
だから、激務でよくヘロヘロになってるけど、基礎体力は上がってるんだな。きっと。
あとねえ、脳腫瘍で余命宣告された少年が、毎日脳内で癌細胞を攻撃するゲームを想像していたら、本当に癌が消えてしまった、みたいなのをテレビで見たことがあって、仰天ニュースだったかなあ? 誇張はあるにせよ、実際そういうことはあると思っていて。
「病は気から」というのが、どんな病気にも通用するわけではないけど、ある程度はその通りなんだと思います。
表題のタイトルのアニメ、気まぐれに録画してみたら、結構面白かった。
いやーでもホント、人体ってよく出来てるよね! 何兆という細胞が日々頑張ってくれて、私たちの身体が形づくられている。精巧な工場……というより一大コンビナートといったところか。
そして細胞たちに休みはないもんね。24時間働きづめ。
やっぱ、自分の身体はちゃんとメンテナンスしないといかんな、と思いました。
コロナウィルスも、元は平凡な風邪菌の一つだったのに、新型となり、変異ウィルスまで現れて、相変わらず我々人類を脅かしている。
コロナウィルスはただの風邪でも、新型コロナウィルスはまったくもってただの風邪なんかじゃない。後遺症が長く残るし、嗅覚が戻らなかったり、倦怠感が酷かったり、頭髪が抜けたりするらしいですね。怖い。絶対かかりたくない。
感染対策をしっかりやるのは当然として、自己免疫力を最大限に上げとかないといかんな、と日々真剣に考えております。
が、それはそれとして、どんなに気をつけていても、かかるときはかかるのだ。病気とはそういうものだ。
感染者の数がそれを物語っている。
今日現在で32.5万人ですって。増えましたね。無自覚、無対策の人も含まれるだろうけど、それだけではこの数字は説明できない。
めちゃくちゃ気をつけていたし、人混みも避けていたのに、かかってしまった、といいう人も少なくないようです。
コロナにかかってしまった人を非難するとかさ、マジでやめようよ。弱った人に石投げてどうすんの。それこそ無責任な他人事脳だから出来ることでしょうよ。
明日は我が身。
気を引き締めて、でも頑張り過ぎず、自分も他人も追い詰めず、なんとか健康でやっていきましょう。
ね。