おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

揺らすまじ。

 こんばんは。今宵も閲覧いただきありがとうございます。

 お陰様で、怪我の具合は日一日とよくなっております。

 最初の病院で、固定バンドを貰って、付け方も教えてもらったんだけど、それ付けてても歩くと激痛だった。

 その病院はちょっと通うのが難しい場所なので、職場近くの別の病院に転院したんだけども、そこで

「あ、それ付け方違ってるよ」

と言われた。

 痛む部位がアバラなので、胸をこう、ぎゅっと押しつぶすように装着しないと意味がなかった。

 新しく教わった通りに付けたら、痛みが半減しました。



 ともかく、胸を揺らさないよう、揺らさないよう、そーっと動かないといけない。

 やってみて初めて分かったんだけど、今まで揺れながら生きてたんだな……と思った。

 だって、考えてみれば、上半身の半分より上にあって、しかも二つもさ。脂肪の塊だから柔らかいわけじゃないですか。大きさは個人差があるけど、片乳で大体500g~2kgくらいですかね。固さも、年齢だったり鍛え方だったりで色々だろうけど、まあでも実態は脂肪ですから。スライムに例えておけばほぼ間違いはなかろうかと。

 そんな、丸いスライムのカタマリがぶら下がってるんだから、そりゃ揺れるよね。

 それを、

「いかにして揺らさずに動くか」

というミッションに日々取り組んでおるわけです。



 スポーツブラして、さらに固定バンドで締めつけていても揺れる。だから歩くときには手でぎゅーっと押さえつけている。手の平の部分で胸んとこを押さえていると妙なので、左肩から提げたカバンの紐を掴んでいる体で、前腕部を使って押さえている感じですかね。

 それで、歩行時の痛みはかなり解消した。

 身体を動かす仕事なんだけど、固定バンドをきつめに装着していれば、なんとかなっている。

 いっそ「うる星やつら」の龍之介みたいにサラシ巻いてりゃいいのかもしれないけど、それはそれで「締めすぎで苦しい」のと「蒸れる」問題が発生するし。

 なかなか困難なミッションです。




 事故直後は痛みも強かったし、身体に受けた衝撃がどこに出るか分からなかったので、ひたすらじーっとしていた。

 でも早く治りたかったので、不自由ながら時間をかけて料理をし、野菜とタンパク質と糖質をせっせと摂った。

 どうなるかと言うと、まあ、太りますわね。あと正直、他にすることがないから、ついついおやつも食べちゃってたしさ……

 しかし、今は前やっていたようなトレーニングをせっせとやるわけにはいかない。

 けど筋肉も落としたくないし、カロリー消費を増やさねばならぬ。




 転院先のドクターにも、

「足が無事でよかった」

と言われたんだけど、今回は本当にそう。不幸中の幸いだった。

 足はもう、どこも何ともなってない。打撲の痕は、変色しているだけで、腫れも痛みもほぼない。

 なので、昨日あたりから無闇に階段の昇り降りを始めた。

 エスカレーターもエレベーターも封印。ともかく階段を上る。上まで行って降りてまた下から上る。時間の余裕にもよるけど、3往復くらいすると息が切れてくる。息が切れるまでやる。

 平地の歩行よりも、階段をゆっくり昇り降りする方が、胸も揺れないし、動作の負荷は大きい。

 上半身に怪我してるときのトレーニングとしては絶対階段!ですね。



 スクワットも出来る。HIITみたいな速度では出来ないけど、上体をまっすぐにしてゆっくり沈んでゆっくり上がる、これだけでも1分もやると汗が出てくる。

 さらに、椅子を使って片足のブルガリアンスクワットにすると、身体への振動なく、運動の強度を上げることが出来る。




 上半身も、肩甲骨周りが固まるのがイヤだったので、そろそろと動かすことを始めている。

 二の腕のトレーニングは、両腕一度にやるとアレだけど、片方ずつならなんとかいけることを発見。私が痛めているのは右の肋骨付近なんだけど、右腕を横に垂直に伸ばして回すという動きをやると、どうしても胸が揺れるので、その時だけ左手で右乳を押さえてやるわけだ。ハタから見ている人がいればおかしな仕草だろうが、1人だから構わない。

 肩と二の腕トレーニングは、身体がポカポカして、スッキリするので、どんな人にもおススメです。




 上体を「捻る」という動作が出来ないので、どういうアプローチでも、腹筋を直接鍛えるトレーニングが出来ない。仰向けに寝た状態で足パカを試してみたけど、これも無理だった。体幹を鍛えることが出来るようになるのはもうちょい先になりそうだ。

「ドローイン」という呼吸を使った腹筋トレーニングもあるんだけど、アバラが痛いと、これも出来ないんだ。深呼吸がそもそも痛いし。

 これはもうしゃーないっすね。諦めも肝心。




 他に何とか、怪我の治りを早くする方法はないか……とない知恵を絞って考えた。

(あ……湯治)

と思いつきました。そう、昔の人は、痛いところがあると温泉につかって治していた。

 なぜ温泉につかると病気や痛みが治るのか? お湯に含まれるミネラル分とか、薬効成分がもちろん効果があるんだろうけど、単純に

「お湯にゆっくりつかる」

のは身体の回復を助けるんじゃないかなあと。お風呂に入ると睡眠の質も上がるし。

 私、実はあんまり長風呂が得意じゃないんですが、今はそういうわけで、極力お湯につかるようにしております。

 でね、痛みもないし、この打撲の変色部分は、あっためてマッサージしたら早く治るんじゃないかな?と考えて、軽く揉んだりしてるんですが、もうかなり普通の肌色に戻ってきた気がしますね。効いてるかどうかは分からんけど。




 しかし人間の女性ってなんでこんなフォルムなんですかね。第二次性徴後の女性にとって「胸」って色んな意味で厄介で、私も昔から

(あーもう邪魔!)

とか

(要るときだけ着脱出来たらどんなにいいだろう)

とか、何度も考えた。

 でも、今ほど「揺らさない」ことに真剣に取り組んだことはなかったですね。笑




 身体の一部に痛い部位が出来ると、それだけで普段とまったく違う景色が見える。

 人間、出来れば痛くない方がいいので、(いかにして痛みをなくすか)ということを全力で考える。

「七転び八起き」と言いますが、転んだのはもうしょうがないとして、せっかくなんでこの経験から出来るだけ多くの学びを得たいですよね。

 あともうしばらくは痛みと付き合わないといけないみたいなんで、精進しようと思います。