おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

コロナサバイバーの現況

 深い時間にこんばんは。今宵も閲覧いただきありがとうございます。

 もう大概眠いのですが、疲れすぎて眠れないのでブログでも書くことにして、むくりと起きた次第でございます。

 せっかくなんで…というのもアレですが、コロナ回復後の体調についてなど書いておこうかと。

 

 

 隔離期間を経て、職場に復帰したのが先月下旬になってからでした。

 一番最初、10日以上ぶりに外出したときには、高熱の後にしては予想外に普通というか、(あれ、意外とダメージがない?)と感じました。結構歩いたし。階段も平気だった。

 ところが、職務復帰となると、そうはいかなかった。

 一応、元気な顔は出来る。笑顔で声を張ることも出来る。

 ただ、午前中の勤務が終わるとどっと疲れて、へたり込んでしまうくらいに消耗してしまう。古くなったスマホの充電、朝100%にして出かけたのに、お昼にはもう50%になってたりするじゃないですか。あんな感じ。

 充電は日に日にマシになっていって、2日目には16:00、3日目には17:00、4日目には18:00と、(あーもう電池切れた…)てなる時間が延びてはいったんだけど、仕事が終わって(……しんどー……)てなるには違いない。

 階段の上り下りもきつくなっていた。普段持ち歩いている仕事鞄が重い。だから弁当を持てず、1週目はずっとコンビニ弁当だった。

 前々から書いている通り、私の仕事は身体をかなり使うので、この体力の低下には悩まされた。

 

 

 2週目、毎日「昨日よりマシ」な状況が続いていたけど、元通りにはほど遠い。

 ともかく、朝起きて、身支度を整えて、1時間かけて出勤する。10時間近い勤務を耐え、帰宅してお風呂に入って寝る。

 という、「最低限の日常生活」をなんとか送っているような状態だった。

 その生活を送るのに費やすエネルギーの負荷が、これも日に日に減っていって、楽にはなっていくんだけど、例えば電車に遅れそうだから小走りになるとか、そういう「余計なこと」をするエネルギーは出てこなかった。

 2週目は、職場復帰して時間も経つのに元通りにならない体力に少々焦りを感じたりもしていた。

 

 

 ようやく(元に戻った)と感じたのは、こないだの土曜日。

 これが、ちょっと不思議な感覚で、ふと(あれ、戻った?)と気づいたんですね。

 肩にかけた鞄を、いつになく軽く感じる。昨日まで重たい重たいと思いながら持ち歩いていたのが、(こんなに軽かったっけ?)という感じ。

 コロナ闘病のせいで落ちた体力を元に戻すには、また一からつけ直さなければならないのかと思っていた。

 ところが、

「ハイ! じゃあここまでで『予後期間』修了です。お疲れ様でした」

と、誰かにぽん!とハンコでも押してもらったみたいに、「病後」が明けた。

 なんか、キツネにつままれたような感覚です。

 

 

 人生もそろそろ折り返し地点に入るのと、それほど丈夫でもなかったせいで、これまで色々と病気を経験してきている。

 だけど、コロナは本当に、これまでの常識がまったく通用しない病気だと思った。

 妙だったのが、熱が下がって職場復帰してから、普通の風邪みたいな咳や鼻水の症状が現れたことですね。今更なんやねん、という感じだった。

 深呼吸すると肺の奥がチクチクするのは、2週目になってもずっとあった。今ようやく消えたかな。体感的には、そろそろ走っても大丈夫かな、という感覚。

 

 

 結局、熱が下がってから、本当に復調するまで3週間かかった勘定になる。

 39℃超の高熱が10日間続いて、それがしかも病院に罹らず自宅で解熱剤飲むだけというのがまず初体験だったから、何もかもが初めてのことなんだけれども。

 予後のしんどさも想像以上だったし、「病み上がり」期間の長さも予想を遥かに超えていた。

 コロナはやはり怖い病気だと改めて思った。

 

 

 ようやく、元の通りに筋トレも出来るようになったけど、こうなってみて改めて、日頃のトレーニングは大事だな、と思いました。

 今、何事もなかったかのようにマシンを使ったワークアウトが出来るようになったんだけど、普段筋肉を鍛えてなかったら、10日間の高熱との闘いでもっと身体を削られていたと思う。いまだに階段の上り下りはきつかっただろうし、走れるようになるのももう少し先だったかもしれない。

 あ、あと、コロナ罹患が発覚した当初から、(食べねば!)と半ば脅迫観念に駆られてしっかり食べるようにしていたんだけど、後から考えれば、やはりアレが効いているかなあ、と思う。あそこで食べなかったら、多分もっと弱ってたんじゃないかと。

 

 

 以上、コロナサバイバーの経験談でした。

 ここを訪れる皆さんの中からコロナ罹患する方が出ないことを祈るばかりですが、万一かかってしまった場合は、是非参考にしてください。

 

 

 ことここに至っても、この国はオリンピックを強行するつもりみたいですね。狂気。