おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

月の夜に霹靂一閃

 こんばんは。今宵も閲覧いただきありがとうございます。

 今夜は月が綺麗ですね。

 先月は、せっかくの名月の晩、こちらは薄曇りだったので、美しい満月を鑑賞することが出来ず無念であった。

 今宵は晴天。

 真っ黒な夜空に、銀色の盆のように浮かぶ十五夜の月を眺めることが出来ました。

 満足。




 ……であるが、ですよ。




 いきなり寒すぎん??



「いつまで経っても暑い」と文句を言ったのは、ほんの数日前の話。

 だって、真夏の服装で外に出て、(ふー、今日も暑いわ…)と額の汗を拭いながら出勤していたんですよ。つい先週まで。

 確かに、

「来週から気温がぐっと下がるでしょう」

気象予報士さん達も予言していた。予報士さんたちの読みは確かだった。GoodJob!

 じゃなくて。

 下がるにしたって下がり方っちゅーものがある。30℃近くまであったなら、まずは手堅く23~24℃辺りが次のステップというものではなかろうか。

 それなら、

「わあ、一気に涼しくなったねえ!」

と突然の秋の訪れに驚きつつ、冷暖房がいらない過ごしやすさを堪能しつつ、

「食欲の秋です!」

とか言って美味しい店巡りをしたりとか、酷暑とコロナに疲れた我々も癒されようというものだ。

 それが、急に13℃とかまで下がられてもさあ。

「もう10月やで?」

と、いつまでも続く暑さを訝っていたのに、

「……まだ10月やで…?」

てなった感じ。

「ほどほど」とか「中庸」とか「グラデーション」という言葉を知らんのか。

 いや、誰に文句言ってんだか分かんないんだけどさ。

 ぶつぶつ。




 まあ、お天気という天然自然の理に物申しても仕方ないので、体調を崩さないよう、色々と対処しておる次第です。

 服装が一番困りますよね。朝は上着が要るくらいひんやりしていても、電車に乗るとむっと蒸し暑かったりする。そんで汗かいて、外に出ると、今度は北風が冷たかったり。困るわー。

 いつも以上に栄養に気をつけて、運動で体温を上げて、きちんと睡眠を取るようにしております。




 ところで、前の記事にも書いたけど、私はこないだから今更来たブームのせいで鬼滅の刃とか鬼滅の刃とか鬼滅の刃とかしか見ていないので、頭の中が割と「鬼滅」一色なんである。

 だもんで、「満月」とくればもう、アレですよ。那田蜘蛛山編で善逸が見せた「霹靂一閃」ですよ。

 主人公竈門炭治郎の仲間である我妻善逸、鬼殺の剣士でありながら、前代未聞の弱虫キャラで、戦場に足を踏み入れる前にビビって動けなくなるわ、それで置いていかれて逆ギレするわ、ネチネチ愚痴をこぼしたところを鎹雀(?で合ってるのか?)のチュン太郎に諫められてまたキレるわ、その珍道中で遂に恐ろしい兄蜘蛛に出逢ってしまい、

「イイィヤアァーーー!!!」

と汚い高音で絶叫しまくるわ、もうホント、敵であるはずの兄蜘蛛の

(なんだコイツは……)

という呟きに百万回頷きたくなるオトボケ野郎なんだけど、恐怖のあまり気を失うと、眠れる善逸の秘められた実力が覚醒する。

 兄蜘蛛の毒液攻撃にも、ワラワラ湧いて出る人面蜘蛛の飛びかかり攻撃にも一歩も引かず、研ぎ澄まされた集中力で繰り出す技、それが「霹靂一閃」。

 この場面がもう、本当に秀逸で、「鬼滅の刃」のアニメを制作するufotableの変態魂が炸裂しておる。

 

「雷の呼吸、壱の型……霹靂一閃――六連!!」

 

 稲光の速さで日輪刀を閃かせ、兄蜘蛛の首を断つ。

 満月を背に浮かび上がる眠れる善逸の姿。それまでとのギャップが凄すぎて、何度見ても鳥肌ものにカッコイイ。



鬼滅の刃」は、鬼が夜行性であるからして、舞台はほぼ夜なんですよね。

 今日みたいな満月の晩は、どうしても「鬼滅」のどこかしらの場面を思い出してしまう。

 中でも、この「那田蜘蛛山編」は、満月をバックにした名場面が数多くある。

 瀕死の善逸の元に胡蝶しのぶが舞い降りるシーンも、夢のように美しくて好き。



 まあでも、「鬼滅」を見終わった後つくづく感じるのは、

 

(鬼がいない世界でよかったぁーー!!)

 

 

 という安堵ですけどね。笑




 あ、ちなみに、下弦の伍である累を侮って、

「テキトーな鬼倒して出世してやる」

とうそぶいて秒殺でバラバラにされた鬼殺の先輩剣士は、「サイコロステーキ先輩」とあだ名がつけられているのを知って笑いました。

 やっぱ、ヲタクのネーミングセンス半端ないわ。

 

 

 こんな調子で、今「鬼滅」について語り始めたら語りたいことはしこたまあるんですが、さすがに第一話からなぞる時間も根性もないので、まあ、おいおい書いていこうかと。