なんだよ! 結局見てんじゃん!!というツッコミを自分にしつつ、ハイ、見てます。
つか、やっと安心して見てられる感じになってきたわ。晶と恒星が普通に仲良くなってるし。お互い取り繕わず、本音で話している2人がいい感じ。
この先2人がどうなるか分からないけど、男女の友情、私は好物です。
「キライ」から始まる人間関係、意外とアリなんですよね。嫌いということは、何かしら気になるということだから。
そんで、最初嫌いだった人と後からすごく仲良くなるということも、現実にはままある。
野木作品は、人間に対して眼差しが優しいなあ。自己中で勝手なようで、恒星には恒星の理屈があって、彼なりの思いやりがある。本音をさらけ出すようになった晶のドライさと、今は絶妙に噛み合ってるように見える。
今回登場したお兄さん、社会的には「負け組」ということなんだろうけど、今の私は、自分と関係ない向こう岸の話と思えない。不運が重なってこうやって転落してしまう人、実際少なからずいるんだと思う。そして、いつ自分もそうならないとも限らない。
もう一人の「負け組」だった朱里ちゃん、テキトーすぎる九十九社長のお陰で上昇の切っ掛けを掴めたということなんでしょうか。
なんだろな、2人とも京谷の元カノになったということは、同じ土俵に立ったということになるんだろうか。少なくとも朱里の中ではそうなってそう。だから、晶に対する変なライバル意識とかコンプレックスから解放されて、2人一緒のところを見た京谷が目を白黒させているのを笑い合う余裕が生まれたのかな。
うわーこの女最悪、絶対好きになれない…というところからスタートしたけど、今は朱里ちゃん、嫌いじゃないです。
しかし時間かかったな!笑
そして今回の「爆弾」はなんと言っても、ようやく姿を現した橘カイジでしょう。
そう来たかー!!と膝を打つ思いだった視聴者は多いはず。野木作品のファンなら、「野木さん、飯尾さん好きだねww」と思ったかも。(キャスティングが野木さんの意向だったかどうかは分からないけど)
恒星はバッサリ切って捨ててたけど、私は熱く語るカイジさんの「夢」、好きですよ。
仕事には夢があるべき。私も出来れば、自分のやることが誰かの癒しになったり支えになったりしてほしいと思う。
衣食住だけでは人は生きられない。「夢」とか「愛」とかが必要な生き物だと思うから。
それがない生活だと、心が死んでしまう。
にしても、ビールを飲みたくなるドラマですなあ。5タップ、マジで欲しいわ。近所に。
ラスト、恒星と晶がゲームに興じるシーンで、「あ! コエドビール飲んでる!」と思ったら違ったw でもアレ、完全にコエドビールを模してるよね。
ここまでビールに詳しいのはやっぱり野木さんなのかな。
クラフトビール、うまいですよね。私も大好きです。
さて、最近おっさんずラブ関連の記事を書いてませんが、ちょっと身辺がばたついてまして……
こんな僻地のブログを見に来てくださる方が増えたのは、きっとおっさんずラブ好きな同志の方たちだと思うんですが、すみません。
落ち着いたらまとめてどしどし更新しますので、しばしお待ちを。
あ、けもなれで田中圭の出番がどんどん減ってますが、そこはあまり気にしてません。ドラマにはそのキャラの立ち位置というものがあるのでね。このドラマ、完全に「いつもの田中圭」で、相変わらず自分の仕事をきっちりこなしていらっしゃって、やっぱり凄い俳優だな…と惚れなおす。
そういえば、いつも主役の人よりかは、「うまい脇役俳優」が好きかもしれんな。今気がついたわ。
脇役と言うにはあまりにも存在感がある九十九社長役の山内圭哉も大好きだし、佐久間さんの近藤公園も好き。
伊藤沙莉ちゃんは、このドラマでファンになったかも。
というわけで、けもなれ視聴、脱落しかけたけど、持ち直したという話。
このままラストまで見ます。