おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

読書感想

ローマのおじさんの話の長さに辟易した話。

こないだ、美容院に行ってきた。 ストレートとカラーとカット、フルコースだったので、長丁場になることは分かっていた。 なので、本を一冊選んで持っていった。 選んだのがこれ。 「人生の短さについて 他二篇」 セネカ著 茂手木元蔵訳 岩波文庫 人目がある…

性別が、ない!

この世には、男と女、二種類の存在がある。 私がものごころついたとき、周りはすべて、その前提で出来ていた。 実用品も、「男の子用」「女の子用」の二種類あって、しかも、どちらかを選ばなければならなかった。 いや、違うな。女子は「女の子用」を選ぶし…

ミステリと言う勿れ

表題の漫画、無類に面白い。 久しぶりに、夢中になって読んでます。 著者の田村由美、もちろん名前は知っている。「BASARA」で有名な漫画家さんですよね。アレ、熱病のように流行っていた記憶がある。めちゃくちゃ面白いらしい!と評判は聞いていたけれども…

11人いる!

私がこの漫画に初めて出逢ったのは、大学の生協だった。 本売り場で、その頃出始めていた新装文庫版が積まれていた。 表紙が綺麗で、センスがあると思ったのと、漫画好きとしてもちろん作者の名前は知っていたのと、多分手に取った理由はそれくらいだったと…

風が強く吹いている

私は本を読むのが好きだと、再三書いているけれど、これほど便利な趣味もないと思う。 何故なら、自分の部屋にいながらにして、興味のある色々な分野に詳しくなれるからだ。 今は大概、誰の部屋にも便利な箱があって、ダカダカッとキーワードを打ち込めばグ…

西洋骨董洋菓子店

「おっさんずラブ」を好きな人には、堂々と 「私、元から腐ってます」 と明言する腐女子のファンも多いだろうけど、そうではなく、どちらかというと 「BLも好き」 とか 「BLだからと言って退けることはない」 とか 「気がついたらBLっぽいものを好んで読んで…

後妻業

「後妻業」 黒川博行著 文春文庫 硬派な文章の束をごりごり読みたい!とこないだ図書館で本を借りてきたのだけど、ロシア文学よりはやっぱり、すらーっと読めちゃう日本のエンタメ作品に先に手が出る。 カラ兄の5ページを読むよりも、「後妻業」500ページ弱…

黄昏に向かって走れ!

私には走る趣味がある。 コロナによる休業で「よかった」と思えることの一つは、走る時間を十分に取れることだ。 上司に本日の作業内容をラインで報告した後、ランニングウェアに着替える。 軽くストレッチした後、近所に走りに出かける。 と書くと、元から…

カラ兄と格闘!!

無事帰って参りました。 休暇の前よりもひんやりして、あの香りがどこからともなく漂っていた。 そう、金木犀です。 ……で、タイミングがアレなので何となく……( ´:ω:` ) ……という気分になりまして、しんみりした記事を書いていたのですが、なんかちょっとまた…

白銀の墟 玄の月 1巻/2巻 感想 (多分ネタバレなし)

休暇を取って帰省中です。 出立の日から本降りの雨。 故郷も雨に降り込められています。 そして、、、大事に読んでいましたが、読了してしまいました。。。 十二国記の新刊、 「白銀の墟 玄の月」1巻/2巻 小野不由美著 新潮文庫 ハッピーな話じゃないのは分…

きのう何食べた?5巻/6巻

出たばかりの新刊を買いに書店へ行くのは、本読みにとっては非常に心ときめくイベントだ。 「出たばかりの新刊を買う」こと自体、私にとってはあまりないことなんですよね。割と図書館派なので。世に出て、評価が定まってから、(欲しいかどうか?)を自分に…

海辺のカフカ

美容院に行ってきた。 今日はカラーとパーマで長丁場になると分かっていたので、文庫本を1冊選んで持って行った。 「海辺のカフカ」(上) 村上春樹著 新潮文庫 読み返すのは久しぶりだった。 この本はなんというか、私にとってちょっと特別な本で、論理だてて…

12人の死にたい子供たち

私の一番の趣味は子供の頃から読書だった。 「趣味は?」 と聞かれて、特にこれと言ってないけど…まあ読書とでもしておくかな、という温度感の「趣味:読書」ではない。 物心ついたときには、毎週日曜日の図書館通いが習慣だった。いろーんな本を夢中で読み…