今こそ見たい!過去ドラマ10選【後】
では後半いきまーす!
このドラマ好きで、めっちゃ見てました。
三姉妹を演じる女優さん達がんもう芸達者で、台詞運びがホントに自然で、ほとんどアドリブかと思うくらい。ところがアドリブってほぼなかったんですってね。全部台本と計算された演出。
日本のドラマでシチュエーション・コメディって、他になかったんじゃないかな? 私の世代は、アメリカのテレビ番組では親しんでいたけど。「奥様は魔女」とか「可愛い魔女ジーニー」とかね。
あの頃は、スタッフさんの笑い声が入るのも新鮮でしたね。
笑い声はともかく、こういう実力派スタッフと演者によるシチュエーション・コメディ、また見てみたいです。
事情が許せば生放送で。
【マイ★ボス マイ★ヒーロー】出演:長瀬智也 新垣結衣 手越祐也他
長瀬君が演じるマキオのズレっぷりも面白いんだけど、ガッキーがもう天使。この世のものとは思えない可愛さ。このドラマ見てると、マキオと一緒になって
「うめめめめめめ梅村さん…♡」
って瞳にハートが宿っちゃう。
一時の長瀬主演ドラマには本当にハズレがなかった。
そして全校生徒がお昼時食堂に押し寄せて白熱した争奪戦を繰り広げるアグネスプリン、一度食べてみたかった。
【泣くな、はらちゃん】出演:麻生久美子 長瀬智也 奥貫薫 賀来賢人他
というわけで、ハイ! またしても長瀬ドラマ。
私が麻生久美子という女優さんを知ったのはこのドラマじゃなかったかなあ。もう既に有名だったけど。
このドラマで、(なんて透明感があって独特の魅力がある女優さんだろうか……)と恋に落ちた。美人なんだけど、なんかこう、ヲタっぽい役とか、時効警察の三日月さんとか、クセのある役がハマるよね。麻生さん。
これ、漫画世界の住人たちが現実世界に飛び出てくるという設定で、つまりはやはり「主要キャラが人外」なんですね。…と、wiki見たら、ベムとQ10に携わった河野英裕プロデューサーの名前があって、
「あーなんだ、これも河野作品だったの!」
と腑に落ちた。
そう、人間でないものをメインに据えることで人間の本質に迫る物語が面白いと思っていたんだけど、私はまんまと河野Pの術中に陥っていたらしい。。。
はらちゃんのテーマ、今でも時々口ずさんでしまう。
2001年のドラマ、ということは、バブルはとっくに終わってたんだな。
あの頃の恋愛ドラマには、小田和正の主題歌が欠かせなかった印象がある。
本作も、「キラ☆キラ」のテーマソングが記憶に残る、可愛いお仕事恋愛ドラマだった。
恋愛ドラマって、始まりは大体「仕事もプライベートも今ひとつうまくいかない主人公。だがある日、〇〇と出逢ったことから…」みたいな感じじゃないですか。
けど、毎日ブランドの服にハイヒールで颯爽と出社したり、オフィスも丸の内ですか?という感じのお金かかってそうなシャレオツ空間、納期がどうやこうやで残業からの徹夜明けでも、主人公の髪には一筋の乱れもなく、メイクもよれてなくて、タイトスカートに皺ひとつない。――的なのが多かったんですよ。多分。……まあ、恋愛ドラマをあんまり見ない私のおぼろげな記憶だから、偏見に満ちた印象である可能性は大いにあるけれども。。。
まあともかく、そんなのと比べると、深津絵里演じるトウコはホントに仕事が出来なさそうで、男性には到底見せられなさそうなおうち服もリアルで、おまけに酒好きで毎晩赤ワインをぐいぐい空けている。…とこう書いてみると、「ワイン好き」がヒットポイントのような気がせんでもないが、それにしても等身大でリアルに感じられて、楽しく見られた恋愛ドラマでした。
もう一度テレビの画面で見たい。
何度もリメイクされてるけど、私にとってはこれしかない。
本放送のとき私はまだ保育園に行っていたと思うけど、その後何度も何度も再放送されて、小学生のときの放課後の楽しみでした。中学になってもやってたんじゃないかな?
ジェームズ三木の脚本がうまい。俳優の演技ももちろんあるんだけど、お話運びが引き込まれる。
ところどころアドリブかな?と思えるコント的な回もあって、あの時代らしい遊びも効いている。
自分も見たいし、このドラマを知らない世代にも見て欲しい。
このドラマはしかし、何といってもゴダイゴのテーマ音楽ですよ。
メインの「モンキー・マジック」も「ガンダーラ」も「ホーリー&ブライト」も大好きだったけど、挿入歌の「Thank you, baby」が本当に好きで、耳コピで英語の詩を聴き取って日本語訳するくらいだった。
Thank you, baby (完全版) GODIEGO ゴダイゴ
今聴いても心に沁みます。
大人になってからゴダイゴのCDを買うくらい好きでした。
夜ドラマが主だけど、「天までとどけ」のシリーズも好きで、よく見てました。
長男の正平兄ちゃん、長女のまち姉、頭がいい信平兄ちゃん、公平、五郎、あの一家はそらで名前を言える。新シリーズが始まると、「わーハナちゃんが大きくなってる!」とか、「ヒサシくん、こないだまでちっちゃかったのに…」とか、子役の成長が分かって親戚のオバチャン気分で見てました。「涙くんさよなら」の主題歌もよかったなあ。
公平兄ちゃんの訃報も悲しかったけど、次がまさかお母さん役の岡江さんだなんて……
まだまだ若かったのに。悲しくてたまらない。
ご冥福をお祈り申し上げます。
涙くんさよならとは、今はいきそうもない。
みんな笑ってこの歌を歌える日が早く来ますように。