男も女も超えていけ!
YouTubeが私の日常の一部になったことは、既に書きました。
で、新しい視点を与えてくれるのもYouTube。
こないだ見てビックリしたのが、これ。
いわゆる、カップルチャンネルというやつなんですかね。でも、男性が「女性の生理を体験してみよう」と自らすすんでやってみるというのが、私にとっては驚きの連続だった。
(ほほぉ、若い人たちは男女の性別の壁について、かなり柔軟になっておる…)
という感慨。
で、一度こういう動画を見たら、似たような傾向の動画がおすすめに出てくるじゃないですか。
結構あるんですね。この手の動画。
女性が生理のとき、彼氏or旦那さんが理解してくれない、辛いのに体の負荷がかかるような提案をする、そのため愛情のゲージがかなり減ってしまった…みたいな投稿はよく目にする。
でも、「そもそも全然知らない事象」なのであれば、言わないけど分かってくれというのは、無理な話だ。
この動画もちょっと感動した。
考えてみれば、「生理」って、ほぼすべての女性にとって「毎月来る当然の自然現象」なのに、(なんとなく恥ずかしい、隠すべきこと)という認識ですよね。
だから、生理期間に突入したことを周囲に隠すすべに長けるようになる。生理用品を持っていることも悟られないようにするし、生理特有の体調の悪さも極力悟られないようにしてきた。
それが余計、男性にとっては、
「見たことも聞いたこともないから想像が及ばない」
現象になってしまっていたんだな、と改めて思った。
男と女の間には、深い深い溝がある。両者の間には、越え難い分断がある。
と思ってきたけれど、それはもしかすると、お互いに「今までそうだったから」と思い込んできたこととか、知らされないが故の無知による想像力の欠如とか、(言わないけど分かって欲しい)という察してちゃんとか、そういうもののせいであって、思い込みや偏見を捨てて互いに歩み寄ろうとする意志さえあれば、その溝は超えられるのかもしれない。
と、思うことが出来ました。
でも、ともかく、
「他者に対して想像をはたらかせる」
のと、
「自分の『常識』が通用しないかもしれない」
という柔軟性で、色んな壁を超えていける気がする。
それに関しては、若い人たちの方が、自分の頭で考えて、これまでの「常識」に立ち向かう力もスキルも勝っているかもしれない。
とは言え、所詮、年齢による括りってあまり意味がない。
あの有名ユーチューバーも、こんな企画をやってました。
どんな人も、壁を感じることなく、繋がっていけたらいいな、と思う。
コロナ禍はもしかすると、その動きを後押ししてくれたかもしれない。
ね。