おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

感染②

 熱は高かったですが、他の症状がなく、私は「軽症」でした。

 希望すればホテル療養も選択出来たようですが、準備や移動の負担を考えると、このまま自宅療養がよい、と判断しました。

 また、ここの自治体は医療の逼迫が叫ばれて随分経つので、私のような軽症者が貴重なスペースを埋めてしまうのは申し訳ない、という思いもありました。

 8日前後で熱がおさまる人が多いと聞いていたので、期待していたのですが、私を嘲笑うかのように高熱は出続けました。




【12日目】発熱9日目

1:00 39.6℃ ロキソニン飲む

 

5:00   37.3℃ 高熱が続いて熟睡出来ない(夜寝られないのはずっと続いていた)

 

9:30  38.5℃ ロキソニン飲む

 

11:30  38.1℃

 

15:30  38.5℃ ロキソニン飲む

 

17:30 38.6℃

 

 ※高熱が続いて食欲ゼロ、ごはん食べられず

 

21:30  39.1℃ ロキソニン飲む

 

22:40  38.9℃

 

 10日目以降、ロキソニンを飲んで熱を下げても、6時間できっちり切れて、昼頃には再び38℃、39℃と上昇するパターンが続いていました。

 一度飲むと6時間置かないといけないので、次の時間が来るのをジリジリしながら待っていました。

 病気と闘うために、極力ごはんを食べるようにしていましたが、熱が1週間以上続くとさすがに食欲が失せてきて、ゼリーとかヨーグルトみたいなものしか食べられないときもありました。

 

 また、熱が下がったときにネットで色々と検索するのですが、高熱がいつまで続くのかとか、どういうパターンで下がり始めるのかとか、私が知りたい情報は全然見つかりませんでした。

 コロナの症状が人によって全然違うので、パターン化が難しいのは分かるのですが、[「自分はこうだった」という、個人の体験が読みたかった。でも、ごく一般的な情報しか載っていないニュース記事とかまとめ記事ばかり出てきて、「コロナに罹患しました」という個人のブログ記事などには辿り着きませんでした。



【13日目】発熱10日目

・眠れず、夜中3:30に38.6℃あったのでロキソニンを飲む

 

10:15 36.8℃

 

12:00  37.5℃

 

13:40 38.56℃ ロキソニン飲む

 

 この日は、一度飲んだ解熱剤が長く効いて、楽な時間が増えていました。

 高熱を出して暴れてるウィルスの勢いが若干下火になったような気がしました。

 夜、38.8℃まで上がったのでもう一度ロキソニンを飲みました。

 ここから熱が下がり始めました。



【14日目】発熱11日目

 36.5℃で目覚め、薬なしでずっと平熱を保てました。

「薬なしで平熱を72時間キープしたら隔離解除」という条件を知っていたので、ひたすら熱を上げないよう、平熱でも布団の中でじーーーっと安静を保っていました(この日までもずっとそれは努力していたのですが)。

 夜の22:30に平熱で、

「よっしゃ!!」

とガッツポーズに。



「よくなり始めると急に回復する」と聞いていた通り、ほんの数日前が嘘みたいに、コロッとよくなりました。 

 そこからは、熱が上がることなく、無事72時間過ぎて、保健師から

「よかったですね。もう外に出ても大丈夫ですよ」

とのお言葉をいただき、自宅療養終了&隔離解除となりました。



 

 パルスオキシメーターで血中酸素濃度をずっと測っていたのですが、途中値が低く、イヤな汗をかいたこともありました。

 95を切ったら即連絡、と言われていたのですが、起き抜けは92までしか上がらなかったり、95以上にどうしてもならなかったりしました。

 熱が下がり、座位を保って、深呼吸しながら測ると、大抵96や97に回復したので、大事には至りませんでしたが、一度リアルで視界がぐんにゃり歪んだことがありました。

 



 熱が下がると現金なもので、猛烈にお腹が空いて、目に入った食べ物をともかくむしゃむしゃ食う、という症状が出ました。

 特に「米!」「肉!」「ビタミン!」と身体が欲し、本能が命じるまま、がつがつ食べてます。(今日は唐揚げとギョーザ食べました)

 1.5kgくらい減った体重も何事もなかったかのように元に戻るでしょう。。




 というわけで、私のコロナ闘病は終わりました。

 一人暮らしでコロナに罹患すると、大変だろうなあとは思っていましたが、実際予想を遥かに超えて大変でした。

 が、上司や友人が常に気にかけてくれて、私も細かく病状を報告し、「1人じゃない」感はずっとあったので、その支えは大きかったかな、と思います。

 スマホが闘病中の生命線だったので、比喩でなく、ずっと握っていました。

 友人たちは、適宜色んなものを送ってくれて、食料や薬に関してはまったく不安なく闘病することが出来ました。

 心配してくれる人があまりいないような孤独な状況だと、闘病は何倍も辛かったと思います。

 

 

 あ、あと、ネットスーパーも非常に助かりました。

 熱が下がったタイミングで、トイレットペーパーとか、アイスクリームとか、そのとき欲しいものを頼むことが出来ました。

 17:00に頼んでも18:00に持ってきてくれて、ネット時代のよさを痛感しました。







 長々とお読みいただきありがとうございます。

 皆さん、それぞれに気をつけていらっしゃるとは思いますが、今回コロナに罹患して思ったのは、

【三密を避ける】を厳守していたってコロナに罹らない保証はない

ということです。

 考えてみれば当たり前のことで、敵はウィルス。人が作った枠組みなんぞ守ってくれるはずもないのですが、一応の目安があると、どうしても「これを守っていれば大丈夫」という錯覚に陥るんですよね。

 そして、毎日のことなので、やはり人間どこかに気の緩みが出る。

 私も、水を飲むときにマスクの鼻のところに指をかけてひっぱったりとか、後から考えれば(やめとけばよかった)行為をしてしまっていました。

 皆さまもどうぞ、くれぐれもお気をつけください。

 私のようなしんどい思いをする人がこれ以上出ないことを切に願います。




 コロナはややこしい病気なので、治ったからと言ってそれで終わり!というわけにはいかないのですが、ま、命は助かったんだから、なんとでもなる!

(実際、30代の人が重症化して亡くなるというニュースを聞いて、他人事でなく、恐怖を感じました。)

 というわけで、今年に入ってもう2回も命拾いしたよ、という話でした。