おっさんずラブが好き!

ドラマ「おっさんずラブ」の細かすぎるレビューブログ。OLの深い沼にハマって当分正気に戻れません。ほぼおっさんずラブの話題しかないかもしれない。ネタはバレまくりなのでご注意を。

巨大子宮筋腫全摘手術&入院レポ

 さて、皆さま、お久しぶりでございます。

 先日、手術を済ませまして、無事退院しました。

 ただいま!




 前回の記事ではぼんやりと「入院・手術」としか記していませんでしたが、私の病名は表題の通りです。

おっさんずラブが好き!」というブログ名で、自分の病気について詳らかにすることに関して、前は(いや、せんでいいやろ)という考えでした。

 へっぽこながら、出来ればエンタメに関わる記事を書いていきたいし、ここの文章を読んだ人には、出来れば楽しくなってもらいたい。

 病気に関することとなると、どうしても、辛いこと、痛いことになってしまう。

 なので、闘病についてはあまり触れず、快復してからまた元通りの内容の記事をアップしようと思っていました。

 ところが、まあ、その気持が変わるきっかけが色々とありましたので、まずはそこを書いていきたいと思います。




 さて皆さま、

①体のどこかに不具合が生じた 或いは 

②病院で「〇〇です」と診断された 

 という場合、どうしますか?

 

 まず、検索しません?

 

 私もご多聞に漏れずそうでした。子宮筋腫自体は、もうずっと前に診断されていました。が、良性の腫瘍で、悪性に転じることは滅多にないのと、年齢的にもそろそろ閉経が見えてくるので、しばらく経過観察で、ということになっていました。

 そこへ持ってきて、予想よりも早く閉経したので、(よっしゃ!)と心の中でガッツポーズしてました。

 

(逃げ切った……!)

 

 と。



 閉経すると筋腫は小さくなるケースがほとんどと聞いていたので、そうなるものだと信じて疑いませんでした。

 もう筋腫に関する問題は片付いた、とみなして、仕事が忙しいのをいいことに、定期的な検診にも行かずにいました。

 まあ、今から考えればこれが完全に油断で、きちんとクリニックに通っていればよかったんですけどもね。

 ただ、出来れば行きたくないじゃないですか。婦人科って。

「嫌いな医療機器」ランキングがあったら、内診台って割と上位に食い込むような気がしますね。

 お腹にしこりがあるのは分かっていましたが、その他の症状は何もなかったので、そのまま普通に過ごしていたのでした。




 それが、ことが一気に動いたのが今年の8月。

 コロナの後遺症も脱し、ようやく普通の生活が戻ってきて、安心していた頃のこと。

 ここからまあ何だかんだあって、結局

「手術ですね」

 ということになるんですが、そうなるとまあ、まずググりますやん。

 もう、ヒマさえあれば検索してました。



 手術だと、事前に何が必要なのか。そもそも腹腔鏡手術なのか開腹なのか。それぞれ費用や入院日数はどれくらい違うのか。術後、どれくらいで仕事復帰できるのか。

 様々なサイトやYouTubeを見て、先輩方の情報に助けられたことも大いにあり、一方でクソの役にも立たなかった情報もありました。

 で、今、振り返って思うのが、

 

「一患者として発症➝診断➝入院➝手術➝退院の経過をまとめて知ることが出来るものがない」

 

 というものでした。



 例えば、医療費については、ひと月に支払う費用の上限が定められた「限度額医療費」という精度があります。

 それについての情報ならあるのです。だけど、そのためにはどういうアクションが必要で、誰に申請するのか、病院ではどうすればいいのか、情報が細切れで、最後までよく分からず振り回されました。

 そう、必要な情報が「ばらばら」なんです。情報の精度もそれぞれ違う。

 なので、一連の経緯を記しておくことは、少なくとも同病でこれから入院手術を控えている他の人にとっては、有益である、と強く思うようになりました。



 あと、正直、今は他にすることがない。笑

 無事退院したものの、何しろお腹を切っているわけなので、何をするにも腹の傷が痛む。起き上がってトイレに行って戻ってくるのに、健常時の倍くらいエネルギーが要る。

 座ってパソコンでだかだかキーボードを叩くくらいなら、今の私にも出来る。

 あ、母に来てもらっているので、日常生活は支障なく送れております。ご心配なさいませんように。




 今は痛いし、昨日も退院したばかりだけど救急車呼ぶしかないか!?というくらい激しい痛みに七転八倒して、それはもう大変だったんですけど、人間てエライもんで、時間が経過するとなかったかのように忘れてしまうんですよね。

 特に私は、元々ケロリとした性格で、痛かったことや辛かったことも割と忘れてしまう。来年の春あたりになればもう、

「うーん、痛かったけど、まあ、治ったしいいやん?」

とか言ってそう。

 そう言ってる未来の自分を想像すると、痛みに耐えている今の私が面白くない。

(こんだけ大変だったんだから、それもどうなん……)

 ということで、自分の備忘録としても記しておくことにしました。




 闘病記録と、その他のエンタメ記事も出来れば更新していきたいと思ってますが、前述の通り母親がおりますもので、さあどうですか。

 まあ、ぼつぼつ書いていこうと思います。




 というわけで、「巨大子宮筋腫全摘手術&入院レポ」始まります、のお知らせでした。

 タイトルはこれでいくので、病気関係に特に興味がない方、読みたくない方は飛ばしていただけるといいかと思います。




 よろしくお願いします。