OLと全然関係ない話です。
しかもこのタイミングで、クリスマスともかすりもしないけど、まあそれはそれでいいんじゃないかと。
病気のときもそうだけど、怪我をしたときに、私はまず(どうやって治そうか)と考える。
怪我を治すのは、何よりもまず、自己治癒の力だからだ。薬ももちろん役に立つけど、細胞が再生するのが一番重要だと思う。
何年か前、ちょっとひどい火傷をした。夜中、カズコさん(酔っぱらうと出てくるお料理好きな人格)が料理をしていたのだね。鶏肉を焼いていて、熱い油が手首の内側にはねたらしい。手が濡れていたので気づかなかった。で、そのまま寝てしまった。
朝起きたら、腫れて水ぶくれになっていた。慌てて冷やしてももう遅い。
濃い紫色というか臙脂色というか、小さなスプーンを押しつけたみたいな痕がくっきりと残った。
(さて)
と私は考えた。
(この痕が残るのはイヤだな。食べて治そう)
ネット時代は便利ですよね。グーグル先生に聞けば、大抵のことは教えてくれる。
そして、私ごときが思いつくような疑問は、大体もう誰かが知恵袋で質問しているのだ。
怪我をしたとき私が頼りにするのが、こちら。
知恵袋、その道のプロも回答者として書き込みしてくれてたりするから侮れない。
この回答者がどういう人かは分からないけど、これは本当に助かった。
火傷をして以来、レバーや貝類を意識して食べるようにした。あとはビタミンEと、良質な脂質。細胞の再生には脂質が欠かせない。
当時、作って食べたメニューで、よく覚えているものは以下。
・レバニラ
・鶏レバーの赤ワイン煮(完全におつまみでしたwでも美味しかった)
・大根とアサリの煮物
・ジャガイモのたらこ和え
・野菜たっぷりのひき肉カレー(スパイスから作る、市販のルー不使用のもの)
・豚ブロック肉と野菜のトマトシチュー
・野菜と果物とヨーグルトのスムージー
・ドライプルーン
・ハマグリの潮汁
・うなぎ
こんなところかなあ。レバーと貝は、ともかく(効くんだ)と思って、薬のように摂取した。
ところで、甘いものがあまり好きではない私、ケーキを作るのは趣味なんですよね。昔は普通に甘いもの好きで、作って食べるのも好きだった。そのうち、甘味断ちをして味覚が変わり、食べる機会は減ったんだけど、「お菓子を作る」という作業そのものは未だに好き。
どうせだったら身体にいいおやつを作ろう!ということで、「食べると元気になるケーキ」をたまに焼きます。
作るのは超簡単。パウンドケーキなんだけど、粉の8割をアーモンドプードルにする。
甘みは、きび砂糖や蜂蜜。バターはけちけちせずたっぷり使う。
ドライフルーツのミックス(クランベリー、プルーン、オレンジピールetc)と、くるみ、アーモンド、松の実などのナッツ類を入れて、レモン汁で酸味を加え、全部適当に混ぜて、焼く。
カカオマスとビターチョコレートを贅沢に使ったオリジナルのチョコレートケーキは毎年作るんだけど、このときも作って、ちまちま食べたと思う。カカオのポリフェノールもなかなかいい仕事をします。
火傷痕がほぼ消えるのに、1年かかったかな。
今は「まったく痕はない」と断言できるくらい、残っていません。
消えた、と思ったとき、(本当に食べ物で治すことって出来るんだな)と改めて分かって、ちょっと感動した。
以下、私の右腕の写真です。ここにホントに、クレヨンで描いたみたいな火傷痕があったの。今は自分で見ても、どこにあったんだかよく分からない。
痕消すとか加工はしてません!
5歳くらいのときにした火傷の痕は、今よりももっと細胞分裂が活発だったはずなのに、未だに残っている。
だから、年齢の影響よりも、「怪我が治っていく過程」で何を食べたか、が重要なんだと思う。
その後、大荷物を両手に持った状態で階段でつまづいて転び、足首の骨にヒビが入ったときも、肉離れになって歩行困難になったときも、同じように食べ物に気をつけるようにした。
お蔭様で今は普通に走ったり跳ねたり出来るようになりました。
この内容、実はいつか書いてみたいと思っていたんだけど、OLと全然関係ないし、機会がないかなーと思っていたの。
ここを読んでいただいている方が怪我をされたとのことなので、もし参考になれば、と思って書いてみました。
自分で料理をしない人は、食材に気をつけてお惣菜を買えばいいんじゃないかな、と思います。
あ、それで、「怪我を治す食事」というのはつまり、「細胞の再生を助ける&促す食事」ということなので、「若さを保つ」あるいは「健康を保つ」食事でもあるわけです。
今健康な方も、そうでない方も、バランスのよい食事で、健やかに過ごされるようお祈りしております。
心身ともに健康を保って、この先も長くOL沼活動を楽しみましょうね。