ホント言うと、この表題、関ジャムのスピッツ特集のときに記事にしようと思っていたのだった。
今夜の「マツコの知らない世界」に、私の知っている芸能界の変態が出ていたので、(おおそうだ、アレ書かないと)と思い出して、書くことにしました。
ここで何度か触れている通り、私は遊園地には全然興味がなく、TDLにも行きたいと思ったことが一度もない。
中に人が入っていないことになっているテーマパークというものが、どうも馴染まない。
TDLに行った人がみんな「きゃ~~~ミッキー~~~♡」と無邪気に抱きついていくのを、どうしても醒めた目で見てしまう。
いや、前提を共有している人たちは大いに楽しめばいいと思うけど、私が連れて行かれたとしたら、あのノリで「ミッキ―~~♡」と歓声をあげるのは……出来ないな。うん。
暑いのにお疲れ様です…とは言えないから、労いの意を表してぽんぽん、と腕を叩くのが精々だろうと思う。
そこまでして向こうも来てほしくないだろう、ということで、これまでお互い無縁に生きてきた。
……が、そんな私ですが、唯一
「風間くんが語る東京ディズニーランド」
の番組だけは見ます。
「東京ディズニーランドを語るかざぽん」
を見るために見ている。
そう、私が興味があるのはTDLじゃないの。
TDLド変態のかざぽんなの。
いやー、今日も飛ばしてましたね!
あの真面目な風貌で、大学の講義をするがごとく弁舌爽やかに、TDLについて重箱の隅をつつくように語るかざぽん。
マツコが何度か
「怖い…」
とか
「ヤバいよね…」
とか震えていたけど、その気持ちも大いに分かる!と思いながら、
(でも私は完全にかざぽんの側だよなー)
と、ド変態としてシンパシーを覚えつつ鑑賞しておりました。
内容は面白かったけど、火山とか橋とかぼんやりとしか覚えてない。
強烈に記憶にあるのは、ただただ好きなものについて語るかざぽんのキラキラした瞳だけだ。
関ジャムのスピッツ特集はですね、芸能界きってと言われるスピッツファン・川谷絵音が、スピッツの音楽がいかに変態的であるかについて語るものでして、こちらも大変興味深い内容でした。
スピッツ、私もハマりましたよ、学生時代。つーか周り中聴いてたような気がする。
あの透明感のある高い声はもちろん、草野さんの作る歌の歌詞が、当時から
(ヘンな歌詞だなあ……)
と思っていた。
スピッツの歌はすべてSEXとDEATHがテーマだと言われて、今頃
「あー……」
と深く得心した。
なるほどねー。道理で。なんちゅーか、歌詞を聞いていると、美しくて儚い情景が浮かぶんだけど、どこか暗いというか、影がある感じがして、そこがまた他のバンドにない魅力でもあった。
スピッツもまた
「ド変態」
と称されていて、(うんうん、そうだよね。やっぱ変態は強いのよ)と、なぜかリビングで見ている私の方がドヤ顔になったり。
去年の秋からこちら、King GnuとOfficial髭男ismは両方聴き倒してるけど、どちらかと言えばやっぱりKing Gnuの方が変態性が強い気がする。
井口くん、ANN0終わっちゃいましたね。ツイッターのアカウントも消しちゃって、残念。
ここまで急激に売れると、周囲の環境の変化についていけないこともあるだろうけど、そこを乗り越えて、どちらにも長く残って欲しいものです。
芸能界の変態としては横綱クラスの香川照之さんも、「昆虫すごいぜ!」絶好調ですね。
各界のド変態の皆さんが、これまで通り変態道を貫けるよう、早く元の世界に戻って欲しいと切に願う。