30歳~魔法使い 原作コミック&OP
pixivでフォローして読んでいたと言いましたが、ずっと前にフォローを一度やめたんですね。
私にしてはかなり我慢してフォローしていたんだけど、更新があまりにも遅くてですね……1カ月待ってやっと更新されたと思ったら2ページとか4ページとかで、漫画1冊を大体15分以内で読む私にはストレスの方が大きくなって、(もっと先までまとまって出たらフォローしなおそう)といったん解除しちゃった。
この度、有料の漫画サービスの方で見つけて、今読んでます。
面白いっす。
なんか「原作の方はあんまり…」みたいなこと言ってすみませんでした(土下座)。
今読み直すと、ドラマが原作に忠実に作られている部分と、改変されている部分が分かって、さらに楽しめる。
改変も、エピソードを拾ってキャラの性格が分かるようにしてあって、よく考えられている。
そんで、黒沢はゲイじゃないんだね。ストレートなんだけど、安達くんの地味な魅力に参っちゃったと。ふむふむ。
自分以外の誰も、安達の魅力に気づかなければいいのに…とやきもきする男前・黒沢の内面がよく描かれていて、漫画は漫画でとても面白い。
紙のコミック買おうかな。
さて、このドラマ、オープニングの音楽と映像もとてもいい。
最初、自粛期間よくYouTubeで見かけたモーニングルーティーンぽいな、くらいな感想で、ちゃんと見てなかった。家事しながら見ることが多かったから。
こないだ初めて、じっくり見てみて、2人の動きが連動していることに気づいて、(おお! これは面白い!)てなった。
こないだ紹介した記事でも言及されていましたね。
青系のカーテンを開けて、ちょっとのびをする黒沢の背中。
窓から差し込む朝陽の光で目を覚まし、ベッドから起き上がろうとする安達。
ガラスのジャーからコップに水を注ぐ黒沢。
そのコップと同じくらいの大きさの、だけど違うデザインのグラスに入った水を口元に運ぶ安達。
シンクロしている2人の動き。
同じ部屋で一緒に過ごしているのかとも思えそうだが、背景の光の色が違う。
寝転んで、天に向かって手を伸ばす2人。
何かを掴み取るように。
光を握り込むように閉じられた手の平の中に、黒沢と安達は何を見たのだろうか。
リアルサウンドの記事では、「触れそうで触れない、もどかしさ」と書かれていたけれども、私が抱いたのは違う感想だった。
黒沢と安達、2人の時間と空間が、重なっているのかいないのか。
今はまだ別の場所にいるけれど、いずれひとつになって、黒沢の開けたカーテンから差し込む光で安達が目を覚ます朝が来るんじゃないか。
黒沢が注いだコップの水を安達が飲む。黒沢が作る朝食も2人分。
完成した弁当を見つめて、嬉しそうにほほ笑む黒沢。弁当箱は2つあるようにも見える。
スケッチブックを抱えた安達が見ているのは、画面のこちら側にいる黒沢の姿かもしれない。
そしてエンディングでは、夜景デートを楽しむ2人の姿が……と繋がっている、のかもしれない。
そんな風に受け取れて、なかなか暗示的でもあるし、次への期待を抱かせるし、面白く、うまい作りだなと、私は思いました。
前の記事書いてすぐGoogleのアカウントが復活してよかったです。
今後もさくさく記事をアップする予定。
……すると思います。
多分。
がんばる。