「日にち薬」とはよく言ったもので、日一日と経つごとに、確実によくなっている。
ただ、一日分しかよくならない。
栄養バランスに気をつけて食事しているけど、火傷のときみたいに目に見えて変化があるわけじゃない。
痛み止めを飲み、湿布して固定をしていれば、もうかなり普通に動けるようになってはきたけれど、それらがないとやっぱり痛い。
身体をハードに動かすことが出来ないのが地味に辛い。
(あー腹筋してぇ! がしがしバーピーやりてぇぇ!!)
と、突然突き上げるような欲求に駆られることがある。
まあそれもここ数日のことで、つまりはその分身体が回復してきているということだろう。
本当に悪い部分があると、身体というものはエネルギーを回復に向けるらしく、余計な運動をしようという気にならなかったから。
全治4週間の診断だった。今3週間が過ぎたところ。
あと1週間で全快するのかなあ。この痛みがあと7日分だと思うと、じっと我慢も出来るんだけど。
こういうイライラを癒すのに、ドラマやバラエティは有効だ。
が、今季のドラマ、テレビつけててたまたま見たりすることもあるけど、なんか見たことある展開ばっか。
ファッション誌の上司は大体アナ・ウィンター的なボスで、その雑誌は大体廃刊か統合の危機に晒されていて、上司の上司は大体ユースケ・サンタマリア。
上白石萌音ちゃん、私は好きな女優さんだけど、「恋つづ」とまったく同じキャラに見えるのは気のせいか。
あと、終バスを逃して慌てて探した宿で空いてるのが一部屋のみという展開も、あともう一押しのBLだけにして欲しい。
学園物もこれぞテンプレというストーリー展開。
高校の生徒は9割がたクソで、大金持ちの家庭崩壊した家の子は生徒内ヒエラルキーの上位で、SNSの犯罪なんかもあって、そこに学校外の価値観を持った教師が登場し、クソみたいな生徒をがつんと懲らしめる。
でその教師の恋人が昔学校内の事件で亡くなってたりして、その恨みを抱いてやってきたのが主人公。
でいい感じのポジションにいるのが大体山田裕貴。
NHKの「ここは今から倫理です」は予想外に面白かったけれども。
昔の日本からタイムスリップしてきたキャラが、令和の現代で主人公と恋に落ちて……というのももうお腹いっぱいかな。
あーあとスマホのコミックの広告が、手を変え品を変えつつ99%が異世界転生ものなのも気持ちワルイ。
しかも舞台が中世ヨーロッパのはずなのに、衣装だけゴージャスで、言葉遣いに時代考証もクソもない。
なんでああ一斉におんなじコンセプトの作品作るんだか。
真似っこはキライ。
クリエイターなら「他に見たことがない」「唯一無二」のもの作らんかい。
しかしこの国では「他の人と同じ」ことで安心する人が多いみたい。
SNSでも掲示板でもYouTubeのコメント欄でも、よく見るのが
「同じ人いますか?」
の問いかけ。
これが分からん。自分と同じ人を探してどうしようと言うのだ。
自分と同じ感性の人は自分一人で十分じゃないか。
自分と違う人を見つけてこそ面白いと思うんだけど。
最後に一言。
座長、そろそろ仕事選んでください。
本日は以上!