youtubeでいこう!
こんばんは。今宵も閲覧いただきありがとうございます。
皆さん、YouTube見てますか?
私は、最初の緊急事態宣言下、ヒキコモリ生活で見る頻度が爆増し、以来テレビよりも見るようになりました。
と言って、人間、そうそう趣味は変わるものじゃない。
インスタやネットのブログ同様、YouTubeもお料理チャンネルをよく登録してますね。
特によく見るのが「マーちゃんねる」。
動画主さん、まあマメだわ。これだけの手間と時間を料理に費やすのが苦じゃないということは、本当に料理が好きなんだろう。
顔出しせず、ひたすらキッチンで淡々とお料理に励むだけの動画なんですが、それがいい。
手際のよさに感心したり、(わーこれ簡単で美味しそう)と真似したくなったり、時には失敗もご愛敬だったり。
もう何周も見てて、BGM的に流しっぱなしだったりする。
YouTubeのおススメ機能、優秀ですよね。ちょっと興味がある動画を覗いているうち、すっかり私の好みを心得て、
「ホラ、こういうの好きでしょ?」
とばかりに動画リストを作成しよる。
料理チャンネルみたいな、誰に見られても別に恥ずかしくない動画が言わば「表」とすると、完全に「裏」なのもある。
こないだついに、裏中の裏チャンネルを見つけてしまった。
※虫出演します。閲覧注意。
「おーちゃんねる」というチャンネル。「マーちゃんねる」と似てるけど単なる偶然です。
動画主のおーちゃんは、虫に対して並々ならぬ興味と感心と愛情を抱いている。
稀少な虫を捕まえに遥々対馬まで出かけたり、旅行先で蜂の巣を見つけて嬉々としてまるごと持ち帰ったりする人だ。持ち帰ってどうするかって? もちろん、蜂の巣専用のケージがあり、そこで1年育てることが可能な環境が揃っているのだ。
この人の動画を全部見たわけじゃないし、素性は知らないんだけど、まあ、その筋の専門家なんでしょうね。職業が全然違ったりしたらマジで只者じゃない。
サムネが過激なので、一見(面白半分に虫を弄んで実験してるのでは…)と思ってしまいがちなんだけど、そんなことはない。
ちゃんと動画を見れば分かるが、この人は決していたずらに虫を殺したりしない。虫の生態を熟知し、心得て扱っている。
ただ、「生態を観察」するためには、ある程度の割り切りや冷徹さも必要なわけで、私はこの人のやり方はアリだと思うし、他の諸々を考え合わせて、残酷だとかも特に感じないんだけど、そこは人によって意見は分かれるかもしれない。
あ、そんで上にあげた動画では、タイトル通り虫を食べています。
「昆虫食」の食習慣がある国は地球上にたくさんある。ていうか日本だってそうだし。
「げー、受け付けない」
と言う人もいるだろう。それはその人の感性なので、いいも悪いもないけど、食習慣は単に文化的な習慣であって、我々がごく普通に食べているもの(生卵とか生のタコとか)だって、ところ違えば
「えええーッ、気持ち悪!! ありえない!!」
と忌避する人たちだっていることは承知の上で言っていただきたい。
私は、それを「美味しい!」と言って食べる人がいるなら、(きっと美味しいのだろう)と考える方だ。
で、よほどのことがない限り、食べてみたいと思うクチだ。
なので、昆虫食にも特に抵抗はない。無印が販売を始めたコオロギせんべいも食べてみたい。
この人みたいに、そこら辺の虫を捕まえて調理して食べようとまでは思わないけど、旅行先で勧められたら躊躇なく食べられる度胸の持ち主でありたいとは思う。
昔「なーるほどTHE☆ワールド」というテレビ番組があって、名物リポーターだった益田由美さんは各地で色んなものを食べてたけど、オーストラリアのアボリジニーの村だっけな、なんかの幼虫の蒸し焼きを食べて、
「……(もぐもぐ)……あ、美味しい! 卵焼きみたいです!!」
と言っていた。子供心に(本当にうまそうだな…)と思いながら見ていた。アレ、今でも食べてみたい。
あと、数年前、探偵ナイトスクープでやってた、シロアリの炒ったヤツも相当美味しそうでした(※研究用に養殖されたクリーンなシロアリでした)。探偵も依頼者も、食べた人全員「美味しい!」て言ってたしな。
閑話休題。
「変態」の定義は様々だけど、
・好きな対象には時間と金を惜しまない
というのが大前提としてあるだろう。
これまでも「これぞ変態!」という人々を紹介してきたけど、今のところ、私の中の「変態選手権」でおーちゃんはかなり上位に食い込んでいる。
というかもう、キングと認定してもいいかもしれない。
虫が平気な方、生き物全般好きな方、是非一度ご覧ください。
生態が分かって、めちゃくちゃ勉強にもなります。